あさくま、非開示だった今期最終は赤字転落、未定だった配当は無配転落

　あさくま <7678> [ＪＱ] が11月10日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は5億1500万円の赤字(前年同期は1億7400万円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が7億1300万円の赤字(前期は6900万円の黒字)に転落する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は1億9800万円の赤字(前年同期は1億0500万円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は15円)とし、2期ぶりに無配転落する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は2億2200万円の赤字(前年同期は9600万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の6.5％→-5.0％に急悪化した。

株探ニュース