ＳＫジャパン、今期経常を50％上方修正、配当も1円増額

　エスケイジャパン <7608> [東証Ｓ] が10月13日後場(14:00)に決算を発表。24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比89.0％増の6.5億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6億円→9億円(前期は5.4億円)に50.0％上方修正し、増益率が9.3％増→63.9％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益は前年同期比22.0％増の2.5億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の14円→15円(前期は12円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の3.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.7％→11.5％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　令和６年２月期通期の業績につきましては、第２四半期までの実績に加え新型コロナウイルスに関する行動制限の緩和やインバウンド需要の回帰等の影響により引き続き市場環境が活況なことから「星のカービィ」や「サラブレッドコレクション」「たべっ子どうぶつ」等の定番キャラクターの受注が堅調に推移することが予想される一方で急激な為替変動等の影響も考慮した結果、営業利益は250 百万円、経常利益は300 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は210 百万円それぞれ前回発表の予想を上回る見通しとなりましたので、上記のとおり通期業績予想を上方修正致します。