決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ベイカレント、ＩＤＯＭ、ディップ (4月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月11日から12日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＩＤＯＭ <7599>
　24年2月期の連結経常利益は前の期比12.8％減の158億円になったが、25年2月期は前期比25.1％増の198億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　テラスカイ <3915>
　24年2月期の連結経常利益は前の期比7.4％増の6.5億円に伸び、従来予想の6億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

★No.3　インターアク <7725>
　24年5月期の連結経常利益を従来予想の10.2億円→15.2億円(前期は15億円)に48.4％上方修正し、一転して1.2％増益見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7599> ＩＤＯＭ 　　　東Ｐ 　 +28.89 　　4/12　本決算　　　 25.11
<3915> テラスカイ 　　東Ｐ 　 +19.29 　　4/12　本決算　　　 52.67
<7725> インターアク 　東Ｐ 　 +16.49 　　4/12　　　3Q　　　-34.69
<6532> ベイカレント 　東Ｐ 　 +15.64 　　4/12　本決算　　　 20.02
<3048> ビックカメラ 　東Ｐ 　 +15.45 　　4/12　　上期　　　 30.17

<6058> ベクトル 　　　東Ｐ 　 +14.87 　　4/12　本決算　　　 21.53
<3608> ＴＳＩＨＤ 　　東Ｐ 　 +13.67 　　4/12　本決算　　　-33.48
<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東Ｐ 　 +12.43 　　4/12　　　3Q　　　　赤縮
<9842> アークランズ 　東Ｐ 　 +12.32 　　4/12　本決算　　　 14.50
<6572> ＲＰＡ 　　　　東Ｐ　　 +8.63 　　4/12　本決算　　　116.73

<7611> ハイデ日高 　　東Ｐ　　 +6.48 　　4/12　本決算　　　　9.34
<8011> 三陽商 　　　　東Ｐ　　 +6.47 　　4/12　本決算　　　　6.78
<2471> エスプール 　　東Ｐ　　 +4.81 　　4/12　　　1Q　　　　赤転
<3139> ラクトＪ 　　　東Ｐ　　 +4.41 　　4/12　　　1Q　　　 50.20
<3387> クリレスＨＤ 　東Ｐ　　 +3.88 　　4/12　本決算　　　 31.18

<3198> ＳＦＰ 　　　　東Ｐ　　 +3.44 　　4/12　本決算　　　　2.86
<2379> ディップ 　　　東Ｐ　　 +2.94 　　4/12　本決算　　　　4.61
<8095> アステナＨＤ 　東Ｐ　　 +2.90 　　4/12　　　1Q　　　　黒転
<3087> ドトル日レス 　東Ｐ　　 +2.85 　　4/12　本決算　　　 27.88
<9740> ＣＳＰ 　　　　東Ｐ　　 +2.03 　　4/12　本決算　　　　0.38

<8200> リンガハット 　東Ｐ　　 +1.89 　　4/12　本決算　　　 16.59
<2935> ピックルス 　　東Ｐ　　 +1.88 　　4/12　本決算　　　　0.51
<4187> 大有機 　　　　東Ｐ　　 +1.87 　　4/12　　　1Q　　　-38.46
<4577> ダイト 　　　　東Ｐ　　 +1.76 　　4/12　　　3Q　　　-23.42
<8008> ４℃ホールデ 　東Ｐ　　 +1.60 　　4/12　本決算　　　 11.33

<8125> ワキタ 　　　　東Ｐ　　 +0.64 　　4/12　本決算　　　　4.17

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース