決算プラス・インパクト銘柄 … ニトリＨＤ、サムティ、アスクル (7月3日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アスクル <2678>
　19年5月期の連結経常利益は前の期比12.1％増の44.1億円に伸び、20年5月期も前期比94.7％増の86億円に拡大する見通しとなった。

★No.2　三光合成 <7888>
　19年5月期の連結経常利益は前の期比21.2％減の20.6億円になったが、20年5月期は前期比11.4％増の23億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　ＴＳＩＨＤ <3608>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比47.4％増の21.8億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の1億円に対する進捗率が2182.0％とすでに上回り、さらに3年平均の226.5％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2678> アスクル 　　　東１　　 +7.07 　　7/ 3　本決算　　　 94.66
<7888> 三光合成 　　　東１　　 +5.01 　　7/ 3　本決算　　　 11.38
<3608> ＴＳＩＨＤ 　　東１　　 +4.57 　　7/ 3　　　1Q　　　 47.43
<9843> ニトリＨＤ 　　東１　　 +4.24 　　7/ 3　　　1Q　　　　0.14
<7594> マルカ 　　　　東１　　 +2.32 　　7/ 3　　上期　　　　6.77

<3244> サムティ 　　　東１　　 +1.89 　　7/ 3　　上期　　　 61.90

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース