マルカキカイ、今期経常を17％上方修正・3期ぶり最高益、配当も2円増額

　マルカキカイ <7594> が11月20日大引け後(16:15)に業績・配当修正を発表。18年11月期の連結経常利益を従来予想の24億円→28億円(前期は20.9億円)に16.7％上方修正し、増益率が14.6％増→33.7％増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12億円→16億円(前年同期は11.3億円)に33.3％増額し、増益率が5.8％増→41.0％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の43円→45円(前期は40円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社グループは、「マルカグローバルイノベーション２　新たな幕開け　変革の刻」をテーマに、中期経営計画の２年目として各種施策に取り組んで参りました。　国内においては自動車業界向けに工作機械の販売が好調に推移し、米州も自動車業界向けを中心に工作機械や射出成形機の販売が伸びました。　このような状況から、連結、個別双方の業績が平成30年1月15日の決算発表時に公表した業績予想を上回る見込でありますので、上記のとおり修正いたします。

　　当社は、平成30年９月をもちまして、上場20周年を迎えました。これらはひとえに株主の皆様をはじめ関係者各位の暖かいご支援の賜と心より感謝申し上げます。　つきましては、日頃の株主の皆様のご支援に感謝の意を表するため、期末配当予想を一株につき23円の普通配当に、記念配当２円を加えた合計25円とすることといたしました。　この結果、当期の一株当たりの年間配当は、第２四半期末配当の20円と合わせて45円となる予定であります。なお、本件につきましては、平成31年２月下旬開催予定の当社第72回定時株主総会に付議する予定であります。（注）　上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。