タカショーが続落、販売子会社の在庫評価減計上など響き上期減収減益

　タカショー<7590.T>が続落している。２７日の取引終了後に発表した第２四半期累計（１月２１日～７月２０日）連結決算が、売上高９４億６００万円（前年同期比２．１％減）、営業利益３億８７００万円（同２．７％減）、純利益１億５８００万円（同１６．１％減）と減収減益だったことが嫌気されている。

　プロユース部門が売り上げを伸ばす一方、ホームユース部門は季節商品が低迷し売り上げが減少。海外売り上げも欧州地域での販売体制の移管手続きの遅れや米国における売り上げが鈍化したことで苦戦した。また、清算手続き中の販売子会社で在庫評価減を計上したことや外貨建債権にかかる為替差損がかさんだことも利益を圧迫した。

　なお、２０年１月期通期業績予想は、売上高１８６億３４００万円（前期比４．９％増）、営業利益６億４８００万円（同２６．０％増）、純利益３億７２００万円（同９．９％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS