ワークマンが大幅反発、プラスの展開加速で２０年３月期業績予想を上方修正

　ワークマン<7564.T>が大幅反発している。４日の取引終了後、２０年３月期の単独業績予想について、売上高を７３３億６０００万円から９０５億円（前期比３５．１％増）へ、営業利益を１５０億１０００万円から１８９億円（同３９．７％増）へ、純利益を１０８億８０００万円から１３４億円（同３６．６％増）へ上方修正したことが好感されている。

　ワークマンプラスの展開を加速したことなどで、アウトドアの「Ｆｉｅｌｄ　Ｃｏｒｅ」、スポーツの「Ｆｉｎｄ－Ｏｕｔ」、レインウェアの「ＡＥＧＩＳ」の主要３ブランド商品が好調に推移した。また、マスコミやインフルエンサーを活用したメディア戦略により、ブランド認知の高まりによる客層拡大が図られたことで既存店売り上げが伸長したことも業績を牽引した。

　なお、第３四半期累計（１９年４～１２月）決算は、売上高７１５億５９００万円（前年同期比４１．４％増）、営業利益１６２億９０００万円（同４８．７％増）、純利益１０８億５１００万円（同４７．４％増）だった。

出所：MINKABU PRESS