マルシェ、今期最終を赤字拡大に下方修正、未定だった配当は無配継続

　マルシェ <7524> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の最終損益(非連結)は4億5900万円の赤字(前年同期は1億2200万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3億9800万円の赤字→6億円の赤字(前期は3億2300万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を92.3％毀損する規模となった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益も従来予想の7300万円の赤字→2億7500万円の赤字(前年同期は3億2800万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の最終損益は1億3400万円の赤字(前年同期は1億2700万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-13.1％→-11.0％に改善した。

株探ニュース