松田産業、上期経常は一転4％増益で上振れ着地、今期配当を2円増額修正

　松田産業 <7456> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.8％増の81.2億円に伸び、従来の1.7％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の133億円に対する進捗率は61.1％に達し、5年平均の50.5％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比12.3％減の51.7億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の48円→50円(前期は46円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.6％増の36.4億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の4.7％→4.2％に悪化した。

株探ニュース