ライトオンの第３四半期決算、営業利益３２％減

　カジュアル衣料専門店のライトオン<7445.T>が１日、１４年８月期第３四半期（１３年８月２１日～１４年５月２０日）の単独決算を発表した。売上高は前年同期比８．３％減の５８９億８１００万円、営業利益は同３１．８％減の２６億４２００万円、最終利益は同４５．２％減の１１億６００万円だった。１１月上旬まで気温が高かったことにより、秋物商品の販売が冴えなった。冬物商品も気温の低下とともに保温・発熱付きのボトムスなど堅調に推移した商品もあったが、大雪などの天候要因などが悪影響を及ぼし全般的に苦戦した。春物商品についても、消費増税引き上げの影響から総じて厳しい展開となった。販管費圧縮などコスト削減に努めたが、商品値下げに伴う採算悪化も響いている。なお、１４年８月期通期見通しについては従来予想の売上高８００億円（前期比４．２％減）、営業利益２２億７０００万円（同３５．８％減）、最終利益７億８０００万円（同５３．６％減）を据え置いている。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）