初穂商事、上期経常を一転6％減益に下方修正

　初穂商事 <7425> [ＪＱ] が7月29日大引け後(15:10)に業績修正を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の1.7億円→1.2億円(前年同期は1.2億円)に30.2％下方修正し、一転して6.3％減益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の5億円(前期は4億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期累計期間につきましては、不燃材の販売量の増加や販売単価の上昇により、売上高は前期第２四半期実績を上回り、前回発表予想と同水準となりました。利益面におきましては、事業拡大を見越した人員増加やＯＡ機器の入替え更新等により、販売費及び一般管理費が増加いたしました。この結果、営業利益、経常利益、四半期純利益において、前回発表予想を下回る見通しとなりました。　なお、通期業績予想につきましては、現時点において当初予想からの変更はありません。秋口以降の建設需要の盛り返しや、10月に予定されている消費税増税に伴う駆け込み需要の取り込みと既存顧客及び新規顧客の受注拡大を見込んでおります。また、仕入価格の上昇分に対する、販売価格への適切な転嫁を前年から継続して取り組んでおり、利益率の改善を計画していることから、通期業績予想の変更はありません。今後の業績動向により修正が必要となる場合は速やかに開示いたします。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づくものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。