ノジマ、上期経常を13％上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額

　ノジマ <7419> が10月20日大引け後(15:02)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の380億円→430億円(前年同期は130億円)に13.2％上方修正し、増益率が2.9倍→3.3倍に拡大し、従来の4期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の510億円→560億円(前期は242億円)に9.8％上方修正し、増益率が2.1倍→2.3倍に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　【2021年３月期第２四半期（累計）連結業績予想修正の理由】　〔売上高〕　新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい経営環境下、当社グループは、お客様に喜ばれるコンサルティングセールスを原動力に、有機ＥＬＴＶに加え、テレワークで使用するＰＣや周辺機器などのデジタル商品の販売が好調に推移いたしました。　また、ニフティが提案するＩｏＴによる生活に密着したブロードバンド接続サービスをグループ店舗でご案内する等、グループシナジーを発揮いたしました。　一方で、電気通信事業法改正による携帯電話の販売台数減少の影響等により、売上高は当初予想対比減少となる見込みです。　〔営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益〕　営業利益につきましては、各通信事業者からの質の高いキャリアショップへの支援や付帯サービスの販売、コストコントロールによる経費面の見直しにより当初予想比増加となる見込みです。　経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、スルガ銀行株式会社の持分法適用化に伴う負ののれん及び持分法投資損益の計上を見込んでおります。【2021年３月期通期連結業績予想修正の理由】　通期の業績予想につきましては、第２四半期の業績動向、その他入手可能な情報や予測等も考慮し、修正いたします。尚、第３四半期以降の新型コロナウイルス感染症の影響を現時点で想定することが困難なため、変動する可能性があります。今後、感染症の拡大または収束により、事業活動に大きな影響を及ぼす場合には、速やかに業績見通しの修正開示を行います。（注）上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業績の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。