2,027円
LITALICOのニュース
■日本特殊陶業 <5334> 2,080円 (+137円、+7.1%)
日本特殊陶業 <5334> がカイ気配スタートとなり大幅高で3連騰、1月20日以来となる2000円台乗せを果たした。同社は1月31日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の488億円から600億円(前期比56%増)に大幅増額した。中古車市場の活況を受けて自動車向けエンジン交換プラグが好調で収益を押し上げているほか、グループ会社の株式売却益なども寄与する。年間配当も従来計画に6円上乗せの102円(前期実績は60円)とする。更に発行済み株式数の3.19%に相当する650万株、金額で100億円を上限とする自社株買いを実施することも発表しており、これを材料視する買いを呼び込む格好となった。
■LITALICO <7366> 3,030円 (+198円、+7.0%)
LITALICO <7366> が大幅続伸。1月31日に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算が、売上高145億6700万円、営業利益17億円となった。前年同期は連結決算ではないため比較はないが、会社側によると23.0%増収、38.2%営業増益と大幅増益となったことに加えて、未定としていた期末一括配当予想を5円とし、株式分割を考慮すると前期比で実質5円の増配となることが好感された。上期に行った約4億円の先行投資が奏功し、プラットフォーム事業の契約施設数が順調に増加したほか、LITALICOワークス、LITALICOジュニアの新規開設拠点も順調に推移した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高200億円、営業利益25億円の従来見通しを据え置いている。
■扶桑化学工業 <4368> 4,765円 (+305円、+6.8%)
扶桑化学工業 <4368> は急伸し一時、前日比540円高の5000円に買われた。1月31日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を486億円から530億円(前期比25.6%増)へ、営業利益を115億円から138億円(同43.3%増)へ、純利益を79億円から98億円(同43.9%増)へ上方修正したことが好感された。米国・中国・日本の経済回復によりリンゴ酸の輸出が順調に増加し、ライフサイエンス事業で海外子会社の収益が堅調に推移しているほか、売り上げの増加や増産によるコストダウン効果が寄与する。また、旺盛な半導体需要を背景に、電子材料・機能性化学品事業の主力製品である超高純度コロイダルシリカの販売が好調に推移していることもプラスに働く。同時に発表した第3四半期累計(21年4~12月)決算は、売上高396億5600万円(同27.2%増)、営業利益102億5900万円(同42.7%増)、純利益73億3000万円(同52.2%増)だった。
■日本エム・ディ・エム <7600> 1,590円 (+97円、+6.5%)
31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が27%増益で着地・10-12月期も25%増益」が好感された。
日本エム・ディ・エム <7600> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.1%増の19.5億円に伸びたが、通期計画の26.5億円に対する進捗率は73.7%となり、5年平均の74.8%とほぼ同水準だった。
■明電舎 <6508> 2,573円 (+155円、+6.4%)
明電舎 <6508> は大幅に3日続伸。同社は1月31日取引終了後、22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結営業損益は11億2100万円の赤字(前年同期は34億7600万円の赤字)と発表した。通期計画100億円(前期比19.3%増)が据え置かれたほか、未定だった年間配当予想が50円(前期は48円)と開示され、増配見通しが示されたことで、買い安心感が広がっているようだ。なお、同社の事業は電力会社や官公庁向けの各種電気設備、地方自治体向けの上下水処理設備などにおいて、年度末に売り上げが集中する傾向があるとしている。
■BASE <4477> 481円 (+26円、+5.7%)
BASE <4477> が大幅高。同社は1月31日に、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」のショップ開設数が28日に170万ショップを突破したと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。「BASE」は2012年11月にサービス提供を開始し、順調にネットショップ開設数が拡大。同社は今後も、CRM(顧客関係管理)やバックオフィス機能の充実、ブランドの表現力を向上させるショップデザイン機能の拡充などプロダクトの強化やサポート施策を通じてネットショップの運営効率を向上し、ショップオーナーが生み出す価値を最大化できるよう取り組むとしている。
■JR東日本 <9020> 6,910円 (+366円、+5.6%)
JR東日本 <9020> は大幅反発。同社は1月31日取引終了後、22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結営業損益は425億3500万円の赤字(前年同期は3230億8300万円の赤字)と発表した。前年の新型コロナウイルス感染症の影響に対し、運輸事業が回復したことなどが背景。通期計画の1150億円の赤字(前期は5203億5800万円の赤字)は据え置かれた。第3四半期累計での営業赤字縮小のほか、第3四半期(10~12月)の3ヵ月間では733億5600万円の営業黒字(前四半期は606億3600万円の赤字)に転換しており、これらを好感した買いが優勢のようだ。
■日本システムウエア <9739> 2,104円 (+104円、+5.2%)
日本システムウエア <9739> は大幅反発。同社は1月31日取引終了後、22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結営業利益は34億円(前年同期比28.1%増)と発表した。通期計画43億円(前期比2.4%増)に対する進捗率は79.1%だった。ITソリューションでは官公庁・団体向けをはじめ、製造業向けや保険業向けシステム開発など、サービスソリューションではクラウド環境構築サービスやBPOサービスなど、プロダクトソリューションではデバイス開発事業が、それぞれ堅調に推移したとしている。
■G-7ホールディングス <7508> 1,453円 (+71円、+5.1%)
31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が5%増益で着地・10-12月期も17%増益」が好感された。
G-7ホールディングス <7508> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.1%増の65.1億円に伸び、通期計画の77億円に対する進捗率は84.7%に達し、5年平均の82.5%も上回った。
■アンリツ <6754> 1,617円 (+45円、+2.9%)
アンリツ <6754> が大幅に3日続伸。岩井コスモ証券は1月31日、同社株の投資判断を「B」から「A」に2段階引き上げた。目標株価は1800円(従来1950円)とした。同社は27日に決算発表を行い22年3月期の連結営業利益を205億円から175億円(前期比10.9%減)に下方修正した。半導体不足の影響などを受けた。ただ、同証券では、5G向け通信計測器への需要は強く業績は改善方向にある、と指摘。23年3月期の同利益は今期推定比14.2%増の200億円を見込んでいる。株価には割安感があり、業績改善に伴い上昇が期待できるとみている。
■アイティメディア <2148> 1,597円 (+30円、+1.9%)
アイティメディア <2148> が大幅続伸、年初から一貫して下値模索の動きを強いられていたが、今週に入り底離れの動きを明示している。前日はマドを開け5日移動平均線を上回ったが、きょうも寄り付きカイ気配で一時200円高の1767円まで駆け上がり、今度はその上にあった25日移動平均線を飛び越える勢いをみせた。1月31日取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表、売上高を従来予想の76億8000万円から78億8000万円(前期比14%増)に営業利益は25億2000万円から26億2000万円(同30%増)に増額した。トップライン、利益ともに連続で過去最高更新となる。ITニュースサイトなどを主力にネットメディアを展開し、顧客獲得で有効性の高いリードジェネレーション事業が収益を押し上げている。足もと広告需要の拡大やデジタルイベントの好調が続き、今期2度目の上方修正となっており、これを評価する買いを誘導している。
■アドバンテスト <6857> 9,750円 (+180円、+1.9%)
アドバンテスト <6857> が大幅高で3連騰、フシ目の1万円大台復帰を果たした。半導体テスター(試験装置)のトップメーカーでDRAM用では世界首位の商品競争力を誇る。高性能コンピューター向けで先端半導体需要が旺盛となっており、半導体に求められる性能が高まるのに伴い試験に要する時間も長くなっている。それに比例する形で同社のテスターに対する引き合いが強まっている。また、同社はシステムレベルテストも行うが、これも先端半導体需要の増勢を背景に追い風が強い。22年3月期の営業利益は従来予想の1050億円から1150億円(前期比63%増)に上方修正していることも評価材料だ。なお、きょうは東京エレクトロン <8035> やレーザーテック <6920> など他の半導体製造装置の主力株も総じて続伸歩調にある。
■NSD <9759> 1,976円 (+27円、+1.4%)
NSD <9759> は3日続伸。1月31日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を703億円から706億円(前期比6.7%増)へ、営業利益を106億円から112億円(同13.8%増)へ、純利益を72億円から76億円(同19.2%増)へ上方修正し、45円を予定していた期末一括配当予想を52円(前期42円)へ引き上げたことが好感された。受注環境が良好に推移していることなどが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(21年4~12月)決算は、売上高522億3800万円(前年同期比6.6%増)、営業利益82億8600万円(同15.3%増)、純利益56億9400万円(同21.8%増)だった。あわせて110万株(発行済み株数の1.40%)、または20億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。取得期間は2月1日から3月18日までで、株主還元の一環として実施する。今朝、52万株(総額10億1348万円)の自社株を東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得した。更に、234万4320株(発行済み株数の2.54%)の自社株を3月24日付で消却すると発表した。消却後の発行済み株数は9000万株となる予定だ。
■日立建機 <6305> 2,927円 (+37円、+1.3%)
日立建機 <6305> が反発。1月31日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を9200億円から9500億円(前期比16.8%増)へ、売上高から原価及び販管費を除いた調整後営業利益を740億円から840億円(同2.6倍)へ、純利益を460億円から520億円(同5.0倍)へ上方修正したことが好感された。油圧ショベル需要は、中国は市場環境の低迷で大きく減少しているものの、その他の主要地域では市場環境の回復が続いており、これを受けて同社の世界油圧ショベル需要見通しを22万台から約23万1000台へ引き上げたことが要因。また、マイニング機械の需要が、堅調な資源価格を追い風とした顧客の投資意欲の回復や、鉱山再稼働に伴う休車機のオーバーホール需要などから新車・部品サービスともに堅調に推移し、今後もこの基調が継続する見通しであることも寄与する。なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高7203億6600万円(前年同期比28.9%増)、調整後営業利益612億9600万円(同3.4倍)、純利益464億6200万円(同14.9倍)だった。
■インフォマート <2492> 665円 (+7円、+1.1%)
インフォマート <2492> が続伸。午前11時ごろ、ソフトバンクグループ <9984> 傘下のSB C&Sとディストリビューター契約(販売代理店契約)を締結したと発表しており、これが好材料視された。今回の契約締結により、SB C&Sの全国約1万2000社の販売パートナーから「BtoBプラットフォーム 請求書」の提供が可能になる。今後両社は共同で、企業の請求書における電子データ化の推奨と経理部門のテレワーク導入をサポートし、全国規模でのDX加速の支援を行うとしている。
※1日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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