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アイリックコーポレーションのニュース
*12:31JST アイリック Research Memo(11):事業を通じて社会課題の解決に貢献
■成長戦略
3. サステナビリティ経営
アイリックコーポレーション<7325>は顧客、保険会社、代理店の「三者利益の共存」の実現を目指し、保険流通を「良循環化」させ、顧客の利益を守るために事業活動を行っている。同時に、事業活動が地球環境や地域社会に与える影響を認識し、社会課題の解決につながるサービスを提供し、サステナビリティの実現に向けた取り組みも推進している。
SDGsへの取り組み事例としては、保険販売事業を通じた保障の提供、クリニクラウン(臨床道化師)活動の応援、子どもの未来応援基金の支援活動、ITを活用したサービス提供による保険流通の利便性向上、女性従業員が活躍できる働きやすい職場環境・就業環境づくり、直営店舗におけるLED照明導入による省エネ化推進、エコキャップ運動への協力、少年野球教室の開催、地域の清掃運動への参加などがある。
なお2020年6月には、女性活躍推進法に基づく取り組みが優良な企業として、厚生労働大臣より「えるぼし」※の最高位である「3段階目」を取得した。また2023年7月23日付の東洋経済オンライン「女性部長の比率が高い会社」ランキングで第4位(女性部長比率54.5%)にランクインした。管理職に占める女性比率が金融業・保険業の平均値を大きく上回るだけでなく、福利厚生の充実によって産休育休後の復帰率は90%台を維持している。
※取得当時は最高位だったが、その後「プラチナ」という最上位のランクが新設された。
事業基盤強化の成果を評価、引き続き進捗状況に注目
4. アナリストの視点
同社は保険分析・販売支援プラットフォーマーとして、第1の柱である「保険クリニック」、第2の柱である「ASシリーズ」、そして第3の柱である「スマートOCR」によって収益拡大を図るとともに、業界の枠を超えたFintech企業としての成長を目指している。3か年計画では1年目を「再始動の年」、2年目を「投資継続の年」、3年目を「成長の年」と位置付けた。2年目の2024年6月期第2四半期累計には、SNSを活用した効率的な広告宣伝投資などにより「保険クリニック」集客数が順調に増加しただけでなく、「ASシリーズ」と「スマートOCR」の導入拡大によってストック収益が伸長した。2024年6月期通期予想に上振れの可能性が高まるなど、早くも事業基盤強化の成果が表れ始めたと弊社では評価している。したがって引き続き、Fintech企業としての事業基盤強化と利益率向上の進捗状況に注目したいと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<HH>
3. サステナビリティ経営
アイリックコーポレーション<7325>は顧客、保険会社、代理店の「三者利益の共存」の実現を目指し、保険流通を「良循環化」させ、顧客の利益を守るために事業活動を行っている。同時に、事業活動が地球環境や地域社会に与える影響を認識し、社会課題の解決につながるサービスを提供し、サステナビリティの実現に向けた取り組みも推進している。
SDGsへの取り組み事例としては、保険販売事業を通じた保障の提供、クリニクラウン(臨床道化師)活動の応援、子どもの未来応援基金の支援活動、ITを活用したサービス提供による保険流通の利便性向上、女性従業員が活躍できる働きやすい職場環境・就業環境づくり、直営店舗におけるLED照明導入による省エネ化推進、エコキャップ運動への協力、少年野球教室の開催、地域の清掃運動への参加などがある。
なお2020年6月には、女性活躍推進法に基づく取り組みが優良な企業として、厚生労働大臣より「えるぼし」※の最高位である「3段階目」を取得した。また2023年7月23日付の東洋経済オンライン「女性部長の比率が高い会社」ランキングで第4位(女性部長比率54.5%)にランクインした。管理職に占める女性比率が金融業・保険業の平均値を大きく上回るだけでなく、福利厚生の充実によって産休育休後の復帰率は90%台を維持している。
※取得当時は最高位だったが、その後「プラチナ」という最上位のランクが新設された。
事業基盤強化の成果を評価、引き続き進捗状況に注目
4. アナリストの視点
同社は保険分析・販売支援プラットフォーマーとして、第1の柱である「保険クリニック」、第2の柱である「ASシリーズ」、そして第3の柱である「スマートOCR」によって収益拡大を図るとともに、業界の枠を超えたFintech企業としての成長を目指している。3か年計画では1年目を「再始動の年」、2年目を「投資継続の年」、3年目を「成長の年」と位置付けた。2年目の2024年6月期第2四半期累計には、SNSを活用した効率的な広告宣伝投資などにより「保険クリニック」集客数が順調に増加しただけでなく、「ASシリーズ」と「スマートOCR」の導入拡大によってストック収益が伸長した。2024年6月期通期予想に上振れの可能性が高まるなど、早くも事業基盤強化の成果が表れ始めたと弊社では評価している。したがって引き続き、Fintech企業としての事業基盤強化と利益率向上の進捗状況に注目したいと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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