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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年5月31日10時に執筆
米テスラの勢いばかりに目が行ってしまい日本の自動車業界はEVの潮流に乗り遅れているのかと思いきや、そんな事は無いようです。コロナ禍で虎視眈々と研究を進めてきた日本の自動車業界は、EV時代にどう対応していくのか期待が高まっておりますよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
トヨタが6年ぶりに上場来高値を更新するなど、自動車業界全体でコロナ禍からV字回復の業績見通しが好感されており、自動車株が人気化しているようです。割安のまま放置されている自動車部品銘柄などは、見逃さずにチェックしておくべきでしょうねぇ。
米国をはじめ世界的に自動車株が買われているようですが、ファーウェイがEV事業に参入する方針を撤回した事が発表されると、中国市場だけでなく日本市場でも嫌気された模様です。米中市場の動きは日本にも強く影響するとの認識が必要ですねぇ。
世界的なコロナによる自動車需要がある一方で、半導体不足による自動車の減産が強いられているようです。ただ、減産によって新車価格が上昇した事で、採算改善を見込むとの予想もあり、嬉しい誤算と言えるかもしれません。半導体不足が解消されて供給が需要に追いつけば、自動車の生産台数は更に伸びて部品メーカーにも恩恵があると予想されます。
為替が円安に振れている状況も日本にとっては追い風と言えるでしょう。自動車はもちろん、半導体や電池、自動運転に使われるAIやLiDAR(ライダー)などの各分野まで日本企業が世界の競合に渡り合えるのか注目していきたいですな。
日本の部品メーカーも物色されており、5月14日の決算発表から上昇に拍車がかかったIJTT<7315>は値上がり後もPER・PBRともに割安水準となっています。いすゞ系自動車部品メーカーである同社は、いすゞ自動車<7202>とトヨタ自動車<7203>の資本提携が思惑となっており、FCVトラックが普及するのか楽しみですな。
テクノロジストの派遣事業を手掛けるジェイテック<2479>は、25日の取引終了後に発表した中期経営計画が好感され買われました。創業以来最多となる100名もの技術系人材を採用して教育体制を強化していく方針で、低位株でもしっかり注視したいところです。
コネクタ大手であるI-PEX<6640>は、5月11日の決算発表でノートパソコン用コネクタが好調で業績寄与した事に加えて、車載用のセンサやコネクタも中国市場を中心に回復傾向にあるとの事。決算後に窓を開けて動意すると、年初来高値を更新しました。
半導体関連や産業機械をはじめ、自動車用チューブやベルトを手掛けるニッタ<5186>も、自動車業界の復調に合わせて需要が増加しているようです。22年3月期は増益予想で、3月上旬からの自社株買いの効果もありチャート(日足)は高値圏で推移しています。それでもPBRが割安水準である事にも注目したいですな。
21年3月期の経常利益が過去最高益で着地したSEMITEC<6626>は、医療用や自動車用の温度センサを手掛ける企業です。直近では皮膚がんの診断機器に搭載が想定される「超精密高速温度センサ」の開発が材料視されて買いが入っております。底値から下値を切り上げており、PERも割安です。
最後は、国内での中古車販売と東南アジアへ中古車輸出を展開しているアップルインターナショナル<2788>です。コロナ禍での自動車需要を受けて同社の業績も急拡大し、経常利益は前年同期より836%拡大しました。チャート(日足)は決算後も落ち着いている印象ですが、小型株で低PBR、おまけに好業績となるとポテンシャルは高いのではないでしょうか。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2021年5月31日10時に執筆
米テスラの勢いばかりに目が行ってしまい日本の自動車業界はEVの潮流に乗り遅れているのかと思いきや、そんな事は無いようです。コロナ禍で虎視眈々と研究を進めてきた日本の自動車業界は、EV時代にどう対応していくのか期待が高まっておりますよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
トヨタが6年ぶりに上場来高値を更新するなど、自動車業界全体でコロナ禍からV字回復の業績見通しが好感されており、自動車株が人気化しているようです。割安のまま放置されている自動車部品銘柄などは、見逃さずにチェックしておくべきでしょうねぇ。
米国をはじめ世界的に自動車株が買われているようですが、ファーウェイがEV事業に参入する方針を撤回した事が発表されると、中国市場だけでなく日本市場でも嫌気された模様です。米中市場の動きは日本にも強く影響するとの認識が必要ですねぇ。
世界的なコロナによる自動車需要がある一方で、半導体不足による自動車の減産が強いられているようです。ただ、減産によって新車価格が上昇した事で、採算改善を見込むとの予想もあり、嬉しい誤算と言えるかもしれません。半導体不足が解消されて供給が需要に追いつけば、自動車の生産台数は更に伸びて部品メーカーにも恩恵があると予想されます。
為替が円安に振れている状況も日本にとっては追い風と言えるでしょう。自動車はもちろん、半導体や電池、自動運転に使われるAIやLiDAR(ライダー)などの各分野まで日本企業が世界の競合に渡り合えるのか注目していきたいですな。
日本の部品メーカーも物色されており、5月14日の決算発表から上昇に拍車がかかったIJTT<7315>は値上がり後もPER・PBRともに割安水準となっています。いすゞ系自動車部品メーカーである同社は、いすゞ自動車<7202>とトヨタ自動車<7203>の資本提携が思惑となっており、FCVトラックが普及するのか楽しみですな。
テクノロジストの派遣事業を手掛けるジェイテック<2479>は、25日の取引終了後に発表した中期経営計画が好感され買われました。創業以来最多となる100名もの技術系人材を採用して教育体制を強化していく方針で、低位株でもしっかり注視したいところです。
コネクタ大手であるI-PEX<6640>は、5月11日の決算発表でノートパソコン用コネクタが好調で業績寄与した事に加えて、車載用のセンサやコネクタも中国市場を中心に回復傾向にあるとの事。決算後に窓を開けて動意すると、年初来高値を更新しました。
半導体関連や産業機械をはじめ、自動車用チューブやベルトを手掛けるニッタ<5186>も、自動車業界の復調に合わせて需要が増加しているようです。22年3月期は増益予想で、3月上旬からの自社株買いの効果もありチャート(日足)は高値圏で推移しています。それでもPBRが割安水準である事にも注目したいですな。
21年3月期の経常利益が過去最高益で着地したSEMITEC<6626>は、医療用や自動車用の温度センサを手掛ける企業です。直近では皮膚がんの診断機器に搭載が想定される「超精密高速温度センサ」の開発が材料視されて買いが入っております。底値から下値を切り上げており、PERも割安です。
最後は、国内での中古車販売と東南アジアへ中古車輸出を展開しているアップルインターナショナル<2788>です。コロナ禍での自動車需要を受けて同社の業績も急拡大し、経常利益は前年同期より836%拡大しました。チャート(日足)は決算後も落ち着いている印象ですが、小型株で低PBR、おまけに好業績となるとポテンシャルは高いのではないでしょうか。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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