＜みんかぶ・個人投資家の予想から＞＝「売り予想数上昇」３位にタカタ

「みんなの株式」が集計する「個人投資家の予想（最新４８時間）」の２３日午前１０時現在で、タカタ<7312.T>が「売り予想数上昇」３位となっている。

　２３日の東京株式市場で、タカタの株価は急反発。一時、前日比５０円ストップ高の１６０円まで買い進まれている。１６日の一部報道で、「民事再生法の適用申請に向け最終調整に入った」と伝えられて以降、株価が急落し、２２日には５営業日ぶりに完全合致で１２６円の値が付き、１１０円の安値引けとなっていた。

　市場関係者からは「民事再生法の適用申請とその後の上場廃止が確実視されるなかでも、目先的な株価の変動を期待したマネーゲーム感覚の思惑的な買いが入っているようだ」との見方が出ていた。

　なお、２３日の産経新聞は「タカタは２２日、民事再生法の適用を２６日に東京地裁へ申請する方針を固めた。負債総額は１兆円を超え、製造業の倒産としては戦後最大となる見通し。あわせてタカタは再生法の適用申請後の資金繰りを支援してもらうため、三井住友銀行などに対し数百億円規模のつなぎ融資枠の設定を要請。金融機関側は応じる見込みだ」と報じている。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）