1,976円
愛三工業のニュース
<動意株・14日>(大引け)=オプトラン、イーレックス、愛三工など
オプトラン<6235.T>=3日続伸。4月9日に3135円の年初来高値をつけてから一貫して下値を切り下げる展開を余儀なくされてきたが、直近9日に下ヒゲでつけた2306円をターニングポイントに切り返しに転じ、きょうはマドを開けて25日移動平均線を上回り、底値離脱の動きを鮮明としている。光学部品向け成膜装置を製造し、車載やスマートフォン向けを主力に需要を取り込んでいる。海外向け売上比率が9割超と際立って高く、世界的に高速通信5Gの商用サービスが加速するなか、光通信用光学薄膜装置など同社製品の活躍余地が高まっている。既に同社は新上場区分である「プライム」への適合通知を受けたことを前週末9日に発表しており、これも投資資金の食指を動かしたとみられる。
イーレックス<9517.T>=大幅高で上場来高値圏まい進。地球温暖化防止を目的に脱炭素に向けた取り組みが世界的に活発化するなか、日本国内でも政府や日銀が政策面でこれを後押しする動きを強めている。そのなか同社は余剰電力を買い取り再販する電力小売り事業を展開するほか、国内で高知県と大分県に自社のバイオマス発電所も保有しており、同関連の象徴株の一角としてマーケットの注目を集めている。22年3月期は営業利益段階で減益を見込んでいるほか、時価予想PERも28倍台とやや割高なこともあり空売りも呼び込んでいるが、これが踏み上げ相場を誘発している。信用取組は信用倍率1.05倍と拮抗、日証金では株不足状態で逆日歩がついており、空売り買い戻しが株価の上昇を助長する格好となっている。
愛三工業<7283.T>=4ケタ大台回復にらむ。きょうで3連騰となり6月8日につけた高値924円を払拭し年初来高値更新となった。株価は年初から継続的な買いが流入し一貫した上昇波を形成、月足チャートで見ると昨年12月から今年6月まで7連続陽線で、今月も月足陽線となる可能性が高い。同社は燃料ポンプや燃料噴射システムなどの自動車部品製造を手掛けるが、トヨタ自動車<7203.T>の直系で電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)の電動車制御システム事業化に積極的に取り組み、トヨタの電動車戦略でもカギを握る。株価指標面では依然としてPER10倍未満、PBRも解散価値を3割も下回る0.7倍と割安感が際立っている。
トヨクモ<4058.T>=急伸。法人向けクラウドサービス事業を手掛ける。同社の大株主であるサイボウズ<4776.T>とはビジネス面で連携し、サイボウズの業務支援ソフト「キントーン」に連携したアプリ構築サービスを展開している。業績は絶好調で、20年12月期営業利益は前の期比2.5倍の2億4600万円、21年12月期も前期比26%増の3億1000万円予想と高成長が続く。13日取引終了後に6月の月次売上速報を発表、前年同月比52%増の1億3600万円と高い伸びを確保、1月からの累計でも前年同期比44%増の7億1900万円と好調で、これが株価の押し上げ材料となっている。
テスホールディングス<5074.T>=上値追いに弾みつけ7連騰。再生可能エネルギー発電所の設計から調達、施工に至るまでワンストップで対応し、売電事業も展開する。4月27日に東証1部に上場した直近IPO銘柄だが、上場後の高値更新が続いている。21年6月期は最終利益段階で前期比4割増益を見込み、22年6月期も大型案件をバネに成長トレンドが続く見通し。現在、株式市場でテーマ買いの動きが活発化している脱炭素関連の有力株として注目度が高い。また、新市場区分のプライム適合企業としての通知を受けたことを今週12日に発表しており、これも買い人気を後押ししている。
Enjin<7370.T>=ストップ高。同社は医療機関や医師を対象にPR支援サービスなどを行っており、6月18日に東証マザーズに上場した直近IPO銘柄。成長期待の高さを背景に初値は公開価格を56%上回る2150円で形成、その後はセカンダリーでも人気を継続し、調整を挟みながらも下値を切り上げてきた。13日取引終了後に発表した21年5月期決算では売上高が前の期比4割増となる21億6300万円、営業利益は倍増の6億700万円と急成長を果たしたが、続く22年5月期業績予想については売上高が31億600万円と前期を上回る4割強の伸び率を見込み、営業利益も前期比54%増の9億3200万円と高成長が続く見通し。これを好感する形で投資資金の流入が加速している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
イーレックス<9517.T>=大幅高で上場来高値圏まい進。地球温暖化防止を目的に脱炭素に向けた取り組みが世界的に活発化するなか、日本国内でも政府や日銀が政策面でこれを後押しする動きを強めている。そのなか同社は余剰電力を買い取り再販する電力小売り事業を展開するほか、国内で高知県と大分県に自社のバイオマス発電所も保有しており、同関連の象徴株の一角としてマーケットの注目を集めている。22年3月期は営業利益段階で減益を見込んでいるほか、時価予想PERも28倍台とやや割高なこともあり空売りも呼び込んでいるが、これが踏み上げ相場を誘発している。信用取組は信用倍率1.05倍と拮抗、日証金では株不足状態で逆日歩がついており、空売り買い戻しが株価の上昇を助長する格好となっている。
愛三工業<7283.T>=4ケタ大台回復にらむ。きょうで3連騰となり6月8日につけた高値924円を払拭し年初来高値更新となった。株価は年初から継続的な買いが流入し一貫した上昇波を形成、月足チャートで見ると昨年12月から今年6月まで7連続陽線で、今月も月足陽線となる可能性が高い。同社は燃料ポンプや燃料噴射システムなどの自動車部品製造を手掛けるが、トヨタ自動車<7203.T>の直系で電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)の電動車制御システム事業化に積極的に取り組み、トヨタの電動車戦略でもカギを握る。株価指標面では依然としてPER10倍未満、PBRも解散価値を3割も下回る0.7倍と割安感が際立っている。
トヨクモ<4058.T>=急伸。法人向けクラウドサービス事業を手掛ける。同社の大株主であるサイボウズ<4776.T>とはビジネス面で連携し、サイボウズの業務支援ソフト「キントーン」に連携したアプリ構築サービスを展開している。業績は絶好調で、20年12月期営業利益は前の期比2.5倍の2億4600万円、21年12月期も前期比26%増の3億1000万円予想と高成長が続く。13日取引終了後に6月の月次売上速報を発表、前年同月比52%増の1億3600万円と高い伸びを確保、1月からの累計でも前年同期比44%増の7億1900万円と好調で、これが株価の押し上げ材料となっている。
テスホールディングス<5074.T>=上値追いに弾みつけ7連騰。再生可能エネルギー発電所の設計から調達、施工に至るまでワンストップで対応し、売電事業も展開する。4月27日に東証1部に上場した直近IPO銘柄だが、上場後の高値更新が続いている。21年6月期は最終利益段階で前期比4割増益を見込み、22年6月期も大型案件をバネに成長トレンドが続く見通し。現在、株式市場でテーマ買いの動きが活発化している脱炭素関連の有力株として注目度が高い。また、新市場区分のプライム適合企業としての通知を受けたことを今週12日に発表しており、これも買い人気を後押ししている。
Enjin<7370.T>=ストップ高。同社は医療機関や医師を対象にPR支援サービスなどを行っており、6月18日に東証マザーズに上場した直近IPO銘柄。成長期待の高さを背景に初値は公開価格を56%上回る2150円で形成、その後はセカンダリーでも人気を継続し、調整を挟みながらも下値を切り上げてきた。13日取引終了後に発表した21年5月期決算では売上高が前の期比4割増となる21億6300万円、営業利益は倍増の6億700万円と急成長を果たしたが、続く22年5月期業績予想については売上高が31億600万円と前期を上回る4割強の伸び率を見込み、営業利益も前期比54%増の9億3200万円と高成長が続く見通し。これを好感する形で投資資金の流入が加速している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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