豊田合、今期最終を一転2％減益に下方修正

　豊田合成 <7282> [東証Ｐ] が2月3日後場(14:20)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比4.2％増の140億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の275億円→230億円(前期は233億円)に16.4％下方修正し、一転して1.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の192億円→147億円(前年同期は143億円)に23.4％減額し、増益率が34.5％増→3.1％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比30.4％増の58.4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.8％→4.6％に改善した。

株探ニュース