ＭＵＲＯ、今期経常を52％下方修正

　ムロコーポレーション <7264> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の12.4億円→5.9億円(前期は19.6億円)に52.5％下方修正し、減益率が36.7％減→69.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5億円の黒字→1.4億円の赤字(前年同期は8.9億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績につきましては、依然として半導体供給不足の影響等により部品供給問題は解消せず、顧客の減産が継続して低調に推移している中、電気代等の値上りが大きかったこと、海外での原材料他の価格転嫁が進まなかったこと、減産下で生産効率が低下したこと等の要因を考慮して、上記の通り業績修正をいたします。(注) 上記に記載した予想数値は、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。