プレス工、前期経常を14％上方修正、配当も1.5円増額

　プレス工業 <7246> が4月26日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の44億円→50億円(前の期は73.3億円)に13.6％上方修正し、減益率が40.0％減→31.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の56.2億円→62.2億円(前年同期は43.7億円)に10.7％増額し、増益率が28.6％増→42.3％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の6円→7.5円(前の期は13円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期連結業績予想値につきましては、2021年２月５日公表の予想値に対し、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が上回る見通しとなりましたので、上方修正いたします。その主な理由といたしましては、当上半期より当社グループをあげて取り組んできたコスト低減・合理化活動等が営業利益増に大きく貢献したこと、為替差益の計上及び前回公表時に見込んでおりました投資有価証券評価損について株価回復に伴い計上不要となったこと等により、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見通しとなりました。

　2021年３月期期末配当予想につきましては、前記１.の通期連結業績予想値の上方修正、当期末の財政状態及び持続的・安定的な利益還元等を考慮のうえ、2020年11月６日公表の予想値（１株当たり6.0円）を１株当たり7.5円に上方修正いたします。