フタバ、今期経常を20％下方修正

　フタバ産業 <7241> が1月31日大引け後(16:50)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比73.2％減の18.2億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の91億円→73億円(前期は109億円)に19.8％下方修正し、減益率が16.9％減→33.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の75億円→57億円(前年同期は70.5億円)に24.0％減額し、一転して19.2％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比92.2％減の2.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の2.6％→0.6％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　日本セグメントにおいて、新たに生産開始された製品の生産準備費用が想定よりも発生しており、加えて計画していた原価改善活動の遅れもあり、期待していた収益改善が未達となっております。このような状況を鑑み、通期の業績予想につきましては前回公表した数値を各段階利益ともに上記のとおり修正いたします。(注)　上記の予想は、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因により予想数値と異なる可能性があります。