ＮＯＫ、今期経常を赤字縮小に上方修正

　ＮＯＫ <7240> が10月21日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の238億円の赤字→95億円の赤字(前期は173億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常損益も従来予想の171億円の赤字→78億円の赤字(前年同期は40.8億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が未だあるものの、中国をはじめとした自動車生産が復調してきたことによるシール事業の売上が回復傾向にあること、また電子部品事業におきましてもスマートフォン向けの売上が予想を上回って推移していること等から、連結売上高が増加する見通しです。　各利益につきましても売上高の増加に加え、経費や投資を抑制したこと等により、増益となる見通しです。　また、通期の業績予想につきましても、復調傾向が続くものと思われるため、売上高、営業利益、経常利益を修正しております。　一方、通期の親会社株主に帰属する当期純利益に関しましては、特別損失として連結子会社である日本メクトロン株式会社における希望退職者募集に係る費用約47億円を含む事業構造改善費用約80億円を計上する見通しです。詳細は本日開示しております「当社連結子会社における希望退職者の募集に関するお知らせ」をご参照ください。※本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する主旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。