三菱自、前期経常を44％上方修正

　三菱自動車工業 <7211> [東証Ｐ] が4月26日大引け後(17:05)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常損益を従来予想の700億円の黒字→1010億円の黒字(前の期は1052億円の赤字)に44.3％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の429億円の黒字→739億円の黒字(前年同期は181億円の赤字)に72.2％増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期の連結業績予想につきましては、半導体供給不足等による販売台数減少の影響を反映する一方、売価・車種構成、販売費の好転の他、為替の好転等の外部要因を反映し、業績予想を上記の通り修正いたします。なお、通期の連結業績予想の前提となる為替レートは、1米ドル112円、１ユーロ130円を見込んでおります。また、グローバル販売台数の見通しは、937千台に変更しております。