野村證券は1月12日付けで、トヨタ自動車の目標株価を4700円から4800円に引き上げ、レーティング「1」を継続した。同社の2009年10～12月期の営業利益に対し1000億円を予想、会社計画を大幅に上回る進捗となるとみている。

　同證券は、為替前提を据え置くものの、2010年3月期の販売台数前提を683万台から729万台、2011年3月期は710万台から756万台に引き上げるなどし、業績予想を上方修正。同社の2010年3月期営業損益に対し、従来1600億円の赤字から1000億円の黒字予想とし、2011年3月期に対しては同5600億円から6800億円の予想に増額。新経営体制となって2年目に入り、来期以降に向けた同社の構造改革に注目している。

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