アストマックス Research Memo（7）：期末配当に加え、自己株式の取得を計画

■株主還元策

アストマックス<7162>は株主還元策として配当を実施している。配当の基本方針としては、現在の中期ビジョンにおいて、原則として配当性向30%を維持すること、連結子会社アストマックス投信投資顧問の株式譲渡による資本剰余金増加額の30%を目途とする金額を3分割し、2017年3月期より3年間にわたり特別配当を実施する方針を明らかにしていた。このため、2019年3月期の年間配当金は前期と同水準の11.0円（特別配当6.95円を含む）で、配当性向は86.1%であった。

2020年3月期については、配当予想を開示していないが、当期利益の30%を目途に期末配当を実施する予定だ。加えて、柔軟かつ機動的に自己株式の取得を実施する方針を発表している。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　国重 希）


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