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フーディソンのニュース
島根県海士町と藻場再生に向けた実証実験を開始。海士町のまちづくりに取り組むAMAホールディングスと業務提携し、水産資源の増大へ
特許技術である人工礁『リーフボール藻礁』を活用。磯焼けの解消により二酸化炭素吸収源「ブルーカーボン生態系」を守る
「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに掲げる株式会社フーディソン(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山本徹、証券コード:7114、以下「当社」)は、AMAホールディングス(海士町)と2024年5月13日に業務提携をしたことを発表いたします。この業務提携によって、海の磯焼けによって水産資源が減少しつつある海士町の藻場再生に向けた実証実験「シン・ブルーオーシャンプロジェクト」(以下「本実証実験」)を2024年6月1日から開始いたします。磯焼けの解消と二酸化炭素吸収源、ブルーカーボン生態系(マングローブ林、湿地・干潟、海草藻場・海藻藻場)を守り、水産資源の増大を目指してまいります。
藻場再生は二酸化炭素吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目
近年、地球温暖化による海水温の上昇、食害など様々な要因から磯焼けや、海底が石灰藻で覆われる海の砂漠化が全国的に拡大しています。磯焼け・海の砂漠化は水産資源減少の一因とされており、海士町近海においては海水温の上昇やガンガゼ(ウニの種類)の発生などによって、藻場が消失し水産資源が減り続けています。
また、日本政府は2050 年までに地球温暖化に影響を与える温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言し、企業にもそれに向けた取り組みの必要性が求められています。
そうした中、藻場再生は海の磯焼けや海の砂漠化の解消と二酸化炭素の吸収効果が見込まれるため一石二鳥で注目されています。また藻場の二酸化炭素吸収効果については「ブルーカーボン」と呼ばれ、ブルーカーボン生態系は、吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目が集まるようになっています。
環境省HP:ブルーカーボンついて https://www.env.go.jp/earth/ondanka/blue-carbon-jp.html
海の中の環境も含めた新たな循環を。効果が見込まれれば全国展開も
当社は「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに、飲食店専用の生鮮品EC『魚ポチ』や個人向け鮮魚店『サカナバッカ』の流通機能と、食に特化した人材紹介サービス『フード人材バンク』の支援機能の両軸で成長してきました。環境変化よって水産資源減少が続く今、当社としては海の中の環境も含めた新たな循環を創り出す必要性を感じています。本実証実験によって磯焼けや海の砂漠化の解消と二酸化炭素吸収効果が見込まれれば、全国展開を視野に入れ、水産資源そのものの持続可能性をより広い範囲で向上させることを目指したいと考えています。
特許技術である人工礁『リーフボール藻礁』を活用
本実証実験では、株式会社朝日テック(本社:長崎県長崎市、代表取締役:池田修、以下「朝日テック」)が日本で唯一製造している人工礁『リーフボール藻礁』を活用して藻場の再生を目指します。
リーフボールとは穴の開いたコンクリート製のブロックで、海底に沈めると波に流されず固定される特性があり、砂浜の海岸侵食防止や、サンゴ礁再生の基台として世界で活用されています。朝日テックは、アメリカで開発されたリーフボールに「フルボ酸鉄」を練り込むなど改良を加え『リーフボール藻礁』として日本の藻場再生に最適なものへと進化させ、2023年に国際特許を取得しています。
株式会社朝日テックについて:https://asahitech.jimdosite.com/
フルボ酸鉄とは:https://marihabi.com/ironfulvicacid
実証実験について
海士町について
http://www.town.ama.shimane.jp/index.html
日本海の島根半島沖合約60Kmに浮かぶ隠岐諸島のなかのひとつである中ノ島「海士町」。1島1町の小さな島(面積33.46k平方メートル 、周囲89.1km)です。本プロジェクトは、内閣府の地域再生計画に採択された『海士町ならではの「活力あるしごと」を生み出すプロジェクト』における事業の一環として取り組んでいます。藻場再生による海の環境改善の先には、海士町内で新たな雇用の創出に繋げていきたい目標も海士町では掲げています。
海士町「シン・ブルーオーシャンプロジェクト」メンバー
AMAホールディングス株式会社【本プロジェクトの役割】事業主体 / 現地保守運用 / 設備管理 / 予算発注管理 などhttps://amaholdings.co.jp/
AMAホールディングス株式会社は、観光、教育、産業、行政間のより早い意志決定、より強い連携を行うため、海士町長を代表取締役として設立されました。海士町の「攻め」の政策を担う組織として、外貨獲得および町内還元のため、現在はふるさと納税事業と未来投資事業を主な事業としています。
一般社団法人マリンハビタット壱岐【本プロジェクトの役割】朝日テックのリーフボール藻礁の提供https://marihabi.com/about
一般社団法人マリンハビタット壱岐は、朝日テックのリーフボールを活用した、海の砂漠化「磯焼け」解消や水産資源の再生事業などSDGs活動を行っております。また、修学旅行で壱岐に訪れてくれた中学生への海洋教育も行っており、海から海藻がなくなっている現状を次の世代にも伝える活動を行っています。
株式会社MizLinx(ミズリンクス) 【本プロジェクトの役割】水中IoT技術 海洋観測システム「MizLinx Monitor」の提供
https://mizlinx.com/
MizLinxは、2021年8月に創業した海洋観測スタートアップ。これまで養殖業者が対応することが難しかった赤潮や台風、魚病などのリスクに対し、MizLinxは海洋観測システム「MizLinx Monitor」で海洋環境情報の計測・分析、海中モニタリングによって、自然災害の予測や定性・定量データによる分析、対策を可能にします。
株式会社フーディソン【本プロジェクトの役割】プロジェクト主催、企画
創業メンバーとして上場まで果たした医療介護系の会社を辞めた山本徹が、ある三陸のサンマ漁師から「船のガソリン代も稼げない」「息子には漁師を継がせたくない」という話を聞いたのをきっかけに水産業に問題意識をもち、2013年4月に当社を設立しました。「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げ、飲食店専用の生鮮品EC『魚ポチ』、個人向け鮮魚店『サカナバッカ』、食に特化した人材紹介サービス『フード人材バンク』を展開しています。2022年12月に東京証券取引所グロース市場に上場。
代表取締役CEO山本徹のコメント
これまで私は流通事業に携わり、海から魚が水揚げされた後の世界で活動してきました。各地の漁村を訪れる度に、地元の方々から海岸線の藻場が消失していることや海洋環境の変化が魚の漁獲に影響を与えているとの声を聞いてきました。しかしこれらの問題に直接関与することは難しく、海洋環境の悪化に対処しきれていない現状でした。
まずは海の中の現状を知るために対馬を訪れ、磯焼けや海の砂漠化の実態を目の当たりにしました。その中で磯焼けに関する書籍を通じて私の母校である北海道大学の松永名誉教授との繋がりが生まれ、先生から『リーフボール藻礁』の製造技術を実証している朝日テック池田社長を紹介いただき、彼の企業を訪問しました。
さらに以前から関係があった海士町との協議の中で、海士町近海での『リーフボール藻礁』による藻場回復の実証実験の企画が立ち上がりました。様々な出会いに導かれてフーディソンとしても環境保全の文脈での取り組みが始まることとなりました。
まずは海士町での取り組みをしっかり実行しつつデータを収集し、理解度を上げて行きます。
長期的には2050年カーボンニュートラルに向けて海、汽水域の生態系で炭素を貯留するブルーカーボンが注目されるようになり、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性もあり得ます。私たちは生鮮流通に新しい循環を創り出すプラットフォーム事業をしていますが、海の中の環境含めた循環を作り出すことができることを考えてワクワクしています。
株式会社フーディソン会社概要
URL: https://foodison.jp/
代表者: 代表取締役CEO 山本
所在地: 〒104-0054 東京都中央区勝どき3-3-7 ケンメディアビル5階
設立: 2013年4月1日
事業内容:飲食店向けの食品Eコマースサービス『魚ポチ』の運営、個人向け鮮魚セレクトショップ『sakana bacca』の運営、食品事業者向け人材紹介サービス『フード人材バンク』の運営
「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに掲げる株式会社フーディソン(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山本徹、証券コード:7114、以下「当社」)は、AMAホールディングス(海士町)と2024年5月13日に業務提携をしたことを発表いたします。この業務提携によって、海の磯焼けによって水産資源が減少しつつある海士町の藻場再生に向けた実証実験「シン・ブルーオーシャンプロジェクト」(以下「本実証実験」)を2024年6月1日から開始いたします。磯焼けの解消と二酸化炭素吸収源、ブルーカーボン生態系(マングローブ林、湿地・干潟、海草藻場・海藻藻場)を守り、水産資源の増大を目指してまいります。
藻場再生は二酸化炭素吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目
近年、地球温暖化による海水温の上昇、食害など様々な要因から磯焼けや、海底が石灰藻で覆われる海の砂漠化が全国的に拡大しています。磯焼け・海の砂漠化は水産資源減少の一因とされており、海士町近海においては海水温の上昇やガンガゼ(ウニの種類)の発生などによって、藻場が消失し水産資源が減り続けています。
また、日本政府は2050 年までに地球温暖化に影響を与える温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言し、企業にもそれに向けた取り組みの必要性が求められています。
そうした中、藻場再生は海の磯焼けや海の砂漠化の解消と二酸化炭素の吸収効果が見込まれるため一石二鳥で注目されています。また藻場の二酸化炭素吸収効果については「ブルーカーボン」と呼ばれ、ブルーカーボン生態系は、吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目が集まるようになっています。
環境省HP:ブルーカーボンついて https://www.env.go.jp/earth/ondanka/blue-carbon-jp.html
海の中の環境も含めた新たな循環を。効果が見込まれれば全国展開も
当社は「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに、飲食店専用の生鮮品EC『魚ポチ』や個人向け鮮魚店『サカナバッカ』の流通機能と、食に特化した人材紹介サービス『フード人材バンク』の支援機能の両軸で成長してきました。環境変化よって水産資源減少が続く今、当社としては海の中の環境も含めた新たな循環を創り出す必要性を感じています。本実証実験によって磯焼けや海の砂漠化の解消と二酸化炭素吸収効果が見込まれれば、全国展開を視野に入れ、水産資源そのものの持続可能性をより広い範囲で向上させることを目指したいと考えています。
特許技術である人工礁『リーフボール藻礁』を活用
本実証実験では、株式会社朝日テック(本社:長崎県長崎市、代表取締役:池田修、以下「朝日テック」)が日本で唯一製造している人工礁『リーフボール藻礁』を活用して藻場の再生を目指します。
リーフボールとは穴の開いたコンクリート製のブロックで、海底に沈めると波に流されず固定される特性があり、砂浜の海岸侵食防止や、サンゴ礁再生の基台として世界で活用されています。朝日テックは、アメリカで開発されたリーフボールに「フルボ酸鉄」を練り込むなど改良を加え『リーフボール藻礁』として日本の藻場再生に最適なものへと進化させ、2023年に国際特許を取得しています。
株式会社朝日テックについて:https://asahitech.jimdosite.com/
フルボ酸鉄とは:https://marihabi.com/ironfulvicacid
実証実験について
海士町について
http://www.town.ama.shimane.jp/index.html
日本海の島根半島沖合約60Kmに浮かぶ隠岐諸島のなかのひとつである中ノ島「海士町」。1島1町の小さな島(面積33.46k平方メートル 、周囲89.1km)です。本プロジェクトは、内閣府の地域再生計画に採択された『海士町ならではの「活力あるしごと」を生み出すプロジェクト』における事業の一環として取り組んでいます。藻場再生による海の環境改善の先には、海士町内で新たな雇用の創出に繋げていきたい目標も海士町では掲げています。
海士町「シン・ブルーオーシャンプロジェクト」メンバー
AMAホールディングス株式会社【本プロジェクトの役割】事業主体 / 現地保守運用 / 設備管理 / 予算発注管理 などhttps://amaholdings.co.jp/
AMAホールディングス株式会社は、観光、教育、産業、行政間のより早い意志決定、より強い連携を行うため、海士町長を代表取締役として設立されました。海士町の「攻め」の政策を担う組織として、外貨獲得および町内還元のため、現在はふるさと納税事業と未来投資事業を主な事業としています。
一般社団法人マリンハビタット壱岐【本プロジェクトの役割】朝日テックのリーフボール藻礁の提供https://marihabi.com/about
一般社団法人マリンハビタット壱岐は、朝日テックのリーフボールを活用した、海の砂漠化「磯焼け」解消や水産資源の再生事業などSDGs活動を行っております。また、修学旅行で壱岐に訪れてくれた中学生への海洋教育も行っており、海から海藻がなくなっている現状を次の世代にも伝える活動を行っています。
株式会社MizLinx(ミズリンクス) 【本プロジェクトの役割】水中IoT技術 海洋観測システム「MizLinx Monitor」の提供
https://mizlinx.com/
MizLinxは、2021年8月に創業した海洋観測スタートアップ。これまで養殖業者が対応することが難しかった赤潮や台風、魚病などのリスクに対し、MizLinxは海洋観測システム「MizLinx Monitor」で海洋環境情報の計測・分析、海中モニタリングによって、自然災害の予測や定性・定量データによる分析、対策を可能にします。
株式会社フーディソン【本プロジェクトの役割】プロジェクト主催、企画
創業メンバーとして上場まで果たした医療介護系の会社を辞めた山本徹が、ある三陸のサンマ漁師から「船のガソリン代も稼げない」「息子には漁師を継がせたくない」という話を聞いたのをきっかけに水産業に問題意識をもち、2013年4月に当社を設立しました。「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げ、飲食店専用の生鮮品EC『魚ポチ』、個人向け鮮魚店『サカナバッカ』、食に特化した人材紹介サービス『フード人材バンク』を展開しています。2022年12月に東京証券取引所グロース市場に上場。
代表取締役CEO山本徹のコメント
これまで私は流通事業に携わり、海から魚が水揚げされた後の世界で活動してきました。各地の漁村を訪れる度に、地元の方々から海岸線の藻場が消失していることや海洋環境の変化が魚の漁獲に影響を与えているとの声を聞いてきました。しかしこれらの問題に直接関与することは難しく、海洋環境の悪化に対処しきれていない現状でした。
まずは海の中の現状を知るために対馬を訪れ、磯焼けや海の砂漠化の実態を目の当たりにしました。その中で磯焼けに関する書籍を通じて私の母校である北海道大学の松永名誉教授との繋がりが生まれ、先生から『リーフボール藻礁』の製造技術を実証している朝日テック池田社長を紹介いただき、彼の企業を訪問しました。
さらに以前から関係があった海士町との協議の中で、海士町近海での『リーフボール藻礁』による藻場回復の実証実験の企画が立ち上がりました。様々な出会いに導かれてフーディソンとしても環境保全の文脈での取り組みが始まることとなりました。
まずは海士町での取り組みをしっかり実行しつつデータを収集し、理解度を上げて行きます。
長期的には2050年カーボンニュートラルに向けて海、汽水域の生態系で炭素を貯留するブルーカーボンが注目されるようになり、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性もあり得ます。私たちは生鮮流通に新しい循環を創り出すプラットフォーム事業をしていますが、海の中の環境含めた循環を作り出すことができることを考えてワクワクしています。
株式会社フーディソン会社概要
URL: https://foodison.jp/
代表者: 代表取締役CEO 山本
所在地: 〒104-0054 東京都中央区勝どき3-3-7 ケンメディアビル5階
設立: 2013年4月1日
事業内容:飲食店向けの食品Eコマースサービス『魚ポチ』の運営、個人向け鮮魚セレクトショップ『sakana bacca』の運営、食品事業者向け人材紹介サービス『フード人材バンク』の運営
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