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キューブのニュース
*12:08JST キューブ Research Memo(8):基本方針と目標数値は変わらないが、達成時期はズレ込みも(1)
■中長期の成長戦略
1. 中期ビジョンの成長戦略
キューブ<7112>は、中期ビジョン(2023年12月期~2025年12月期)を策定し、成長戦略として「グローバル展開」「MARK&LONAブランドの深化」「コラボレーションによるブランド開発」を掲げている。
(1) グローバル展開
デジタルツールを用いたWeb展示会やOMOストアを通じてグローバル展開を加速させ、海外売上高比率及びEC化率を引き上げ、世界市場での売上拡大を図る。
a) GLOBAL EC
海外向けアプリやSNS、動画配信でのPRを強化する。ブランド認知度を向上させ、海外から越境ECに顧客を呼び込む。
b) OMO/POPUP STORE
越境ECのデータを分析し、OMOストア候補地を選定するなど、顧客接点の構築を強化する。
c) WHOLESALE
Web上での展示会開催や大型合同展示会への出店により、海外卸売を強化する。
(2) MARK&LONAブランドの深化
a) 出店加速
世界に向けたブランド発信として、ラグジュアリーブランドにふさわしい国内最大級の大型路面店(「MARK&LONA青山フラッグシップストア」)を出店した。その他の主要都市では、大型店舗の出店のほか、既存店のリニューアルや増床等を行い、店舗開発を通じてより強固なブランディングを進める。
b) COLLECTIONの多様化
「CODE COLLECTION」では、高価格・高消化率を背景に富裕層向けの売上増加を狙う。「ALARM COLLECTION」ではストリートファッション、キッズラインの展開等、次世代向けの提案を仕掛け、新たな顧客層の開拓を狙う。
c) 海外向けコレクションの開発
米国「PGA SHOW」発の新規コレクション「T-LINE」の展開を通じ、新たな顧客層を開拓する。
(3) コラボレーションによるブランド開発
a) CREATIVITYと企業連携
同社のクリエイティブを軸に世界の優れた企業やブランドとコラボレーションし、未曾有の事態にも備えた協業開発を行い、持続可能で安定したブランド開発を行っていく。
b) コスメティック
サステナブルをテーマにプレミアムライフスタイルに関連する新商品を開発し、クロスセルを狙う。具体的には、韓国と共同開発しているサンケアプロダクトがある。パラオ禁止成分として指定される10種類の紫外線吸収剤、防腐剤などを排除した成分を用いており、地球温暖化からサンゴ礁を守りCO2を削減するための最も高い基準をクリアしている。
c) アイウェア
同様に、サステナブルをテーマにしたアイウェアを開発した。バイオ素材(FSC認証)とリサイクル素材を使用し、96%が再生可能な素材(再生ポリエステルレンズ、植物由来材料ナイロン製のレンズ、リサイクルされたスチール材)となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<SO>
1. 中期ビジョンの成長戦略
キューブ<7112>は、中期ビジョン(2023年12月期~2025年12月期)を策定し、成長戦略として「グローバル展開」「MARK&LONAブランドの深化」「コラボレーションによるブランド開発」を掲げている。
(1) グローバル展開
デジタルツールを用いたWeb展示会やOMOストアを通じてグローバル展開を加速させ、海外売上高比率及びEC化率を引き上げ、世界市場での売上拡大を図る。
a) GLOBAL EC
海外向けアプリやSNS、動画配信でのPRを強化する。ブランド認知度を向上させ、海外から越境ECに顧客を呼び込む。
b) OMO/POPUP STORE
越境ECのデータを分析し、OMOストア候補地を選定するなど、顧客接点の構築を強化する。
c) WHOLESALE
Web上での展示会開催や大型合同展示会への出店により、海外卸売を強化する。
(2) MARK&LONAブランドの深化
a) 出店加速
世界に向けたブランド発信として、ラグジュアリーブランドにふさわしい国内最大級の大型路面店(「MARK&LONA青山フラッグシップストア」)を出店した。その他の主要都市では、大型店舗の出店のほか、既存店のリニューアルや増床等を行い、店舗開発を通じてより強固なブランディングを進める。
b) COLLECTIONの多様化
「CODE COLLECTION」では、高価格・高消化率を背景に富裕層向けの売上増加を狙う。「ALARM COLLECTION」ではストリートファッション、キッズラインの展開等、次世代向けの提案を仕掛け、新たな顧客層の開拓を狙う。
c) 海外向けコレクションの開発
米国「PGA SHOW」発の新規コレクション「T-LINE」の展開を通じ、新たな顧客層を開拓する。
(3) コラボレーションによるブランド開発
a) CREATIVITYと企業連携
同社のクリエイティブを軸に世界の優れた企業やブランドとコラボレーションし、未曾有の事態にも備えた協業開発を行い、持続可能で安定したブランド開発を行っていく。
b) コスメティック
サステナブルをテーマにプレミアムライフスタイルに関連する新商品を開発し、クロスセルを狙う。具体的には、韓国と共同開発しているサンケアプロダクトがある。パラオ禁止成分として指定される10種類の紫外線吸収剤、防腐剤などを排除した成分を用いており、地球温暖化からサンゴ礁を守りCO2を削減するための最も高い基準をクリアしている。
c) アイウェア
同様に、サステナブルをテーマにしたアイウェアを開発した。バイオ素材(FSC認証)とリサイクル素材を使用し、96%が再生可能な素材(再生ポリエステルレンズ、植物由来材料ナイロン製のレンズ、リサイクルされたスチール材)となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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