スプリックス、上期経常を一転50％増益に上方修正、通期も増額

　スプリックス <7030> が5月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結経常利益を従来予想の8.1億円→14.4億円(前年同期は9.6億円)に77.9％上方修正し、一転して50.3％増益見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の6.6億円→14.7億円(前期は17.8億円)に2.2倍上方修正し、減益率が62.8％減→17.4％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(１)第２四半期連結（累計）　　新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、冬期講習以降の社会活動全般の再開を背景に、株式会社スプ　　リックス、及び株式会社湘南ゼミナールの学習塾サービス等において、想定以上に業績が好調に　推移したことによ　り、前回発表予想値を上回る見通しとなりました。（２）通期　　売上高につきましては、足元の業績推移、及び株式会社湘南ゼミナールの決算期変更による連結対象期間の変更　予定（注１）等を考慮し、修正しております。　　また、利益につきましては、下期以降の業績拡大に向けた積極的な広告宣伝、研究開発活動の実施による費用の　増加が見込まれますが、足元の業績推移等を考慮し、修正しております。　　（注１）株式会社湘南ゼミナールの決算期を現状の５月末から９月末に変更する株主総会決議を行う予定であります。　　　　その結果、前回発表予想では2020年12月～2021年８月の９カ月を連結対象期間として反映しておりましたが、こ　　　　れにより2020年12月～2021年９月の10カ月を連結対象期間とする予定であります。　　　（注２）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手して　　　　いる情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績などは様々な要因により大きく　　　　　異なる可能性があります。