浜松ホトニク、第２四半期２ケタ超の増収で営業３割増益達成し通期予想を上方修正

　浜松ホトニクス＜6965.T＞が１２日取引終了後に発表した前１４年９月期第２四半期（１０～３月）の連結決算は、売上高５６６億８０００万円（前年同期比１２．３％増）、営業利益１１０億７８００万円（同３０．６％増）と２ケタ超の増収、営業３割超の大幅増益を達成し、通期予想を上方修正した。
　今１４年９月期は前回の売上高１１０５億円を１１５２億円（前期比１２．８％増）、営業利益１８１億円を２１９億円（同３０．５％増）に増額。あわせて期末配当を前回の２５円から３０円に引き上げた。年間配当は５５円と前期の５０円から５円増配になる。
　第２四半期は光電子増倍管がＰＥＴなど核医学検査装置向けに堅調に推移、光半導体素子も主力のシリコンフォトダイオードの需要が回復したほか、画像処理・計測装置もデジタルカメラが、生命科学やバイオ分野向けに伸びた。
　通期は第２四半期までの実績と直近の需要状況を踏まえ、前回予想を引き上げた。為替レートは１ドル＝１００円、１ユーロ＝１４０円を前提にしている。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）