芝浦電子、今期経常を一転1％減益に下方修正、配当は40円増額

　芝浦電子 <6957> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.3％減の43.3億円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の60億円→56億円(前期は56.3億円)に6.7％下方修正し、一転して0.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32.1億円→28.1億円(前年同期は28.1億円)に12.4％減額し、一転して0.1％減益計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の160円→200円(前期は150円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.7％減の15.4億円となり、売上営業利益率は前年同期の20.6％→17.9％に低下した。

株探ニュース