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13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:CPIショック警戒から主力処は避けられ、材料株での短期的な売買に
■東宝、23/2上方修正 営業利益420←380億円
■前場の注目材料:富士電機、外食向け汎用品製品に再参入、コーヒーマシン市場開拓
■CPIショック警戒から主力処は避けられ、材料株での短期的な売買に
13日の日本株市場は、昨日同様、こう着感が強まりそうである。12日の米国市場はNYダウが28ドル安だった。9月卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げを警戒した売りが先行した。その後、長期金利が低下に転じたため安心感から買戻しが目立ち、一時上昇に転じる場面も見られた。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した9月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が利上げ継続を公約したほか、9月消費者物価指数(CPI)の発表を控えた警戒感から引けにかけて下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の26360円。円相場は1ドル146円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まりそうだ。CPIの発表待ちのなかでポジションを圧縮する動きが中心になりやすく、方向感に欠ける動きになりそうだ。また、アプライド・マテリアルズは取引終了後、業績見通しを下方修正し、時間外取引で売られていることから、半導体株への重荷になるだろう。ただし、東エレク<8035>は昨日の年初来安値更新で調整一巡感も意識されてくる可能性が期待されるため、下げ渋る動きを見せてくるようであれば、日経平均も底堅さが見られそうだ。
昨日の日経平均は一時26313.41円まで下落し、10月4日に空けたマド下限(26223.84円)に接近してきた。マド埋めから調整一巡が意識される一方で、マドを埋めずにCPIショックでマドを空けて下落してしまうと、9月半ばの時のように、アイランドリバーサル形状を見せてくる可能性も警戒されやすく、底堅さが見られたとしてもリバウンド狙いの買いは入りづらいだろう。
そのため、物色として主力処は避けられ、インバウンドなどテーマ株などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりやすい。また、米政権はロシア産アルミニウムの完全禁輸を検討していると報じられており、アルミ関連などは思惑的な動きを見せてきそうだ。そのほか、直近IPO銘柄への物色も活発になりそうだが、足元では物色対象が絞られてきている動きも見られており、より強い銘柄に値幅取り狙いの資金が集中することになりそうだ。
■東宝、23/2上方修正 営業利益420←380億円
東宝<9602>は2023年2月期業績予想の修正を発表。売上高は2320億円から2400億円、営業利益を380億円から420億円に上方修正した。コンセンサス(504億円程度)には届かず。100万株(発行済み株式数の0.57%)を上限とする自社株買いを発表。新型コロナウイルス禍で減った客足が回復し、映画「シン・ウルトラマン」「トップガン マーヴェリック」など複数のヒット作品が利益を押し上げる。
■前場の注目材料
・1ドル=146.70-80円
・VIX指数は低下(33.57、-0.06)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・富士電機<6504>外食向け汎用品製品に再参入、コーヒーマシン市場開拓
・日立<6501>役員の半数を外国人・女性に、30年度めど、多様性で成長加速
・塩野義<4507>年内にコロナワクチン承認申請、データ解析に時間
・ホンダ<7267>米オハイオ州にEV電池工場、韓LGと合弁
・トヨタ<7203>EV専用車販売再開、戦略巻き返し
・愛知製鋼<5482>リードフレーム増産、9億円投資、岐阜工場に新ライン
・トヨタ<7203>ミャンマー工場稼働、クーデター・コロナ禍で遅れ
・日本特殊陶業<5334>スパークプラグ増産、40億円投じ鹿児島に新棟
・サンケン電気<6707>パワーモジュール来年量産、実装面積40%減
・FDK<6955>ニッケル水素電池の極板量産、大型蓄電池向け
・三菱製紙<3864>外販パルプ品種拡充、岩手で針葉樹系生産
・東洋紡<3101>タイで合弁工場開所式、エアバッグ用ナイロン原糸生産
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月国内企業物価指数(前年比予想:+8.9%、8月:+9.0%)
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:CPIショック警戒から主力処は避けられ、材料株での短期的な売買に
■東宝、23/2上方修正 営業利益420←380億円
■前場の注目材料:富士電機、外食向け汎用品製品に再参入、コーヒーマシン市場開拓
■CPIショック警戒から主力処は避けられ、材料株での短期的な売買に
13日の日本株市場は、昨日同様、こう着感が強まりそうである。12日の米国市場はNYダウが28ドル安だった。9月卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げを警戒した売りが先行した。その後、長期金利が低下に転じたため安心感から買戻しが目立ち、一時上昇に転じる場面も見られた。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した9月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が利上げ継続を公約したほか、9月消費者物価指数(CPI)の発表を控えた警戒感から引けにかけて下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の26360円。円相場は1ドル146円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まりそうだ。CPIの発表待ちのなかでポジションを圧縮する動きが中心になりやすく、方向感に欠ける動きになりそうだ。また、アプライド・マテリアルズは取引終了後、業績見通しを下方修正し、時間外取引で売られていることから、半導体株への重荷になるだろう。ただし、東エレク<8035>は昨日の年初来安値更新で調整一巡感も意識されてくる可能性が期待されるため、下げ渋る動きを見せてくるようであれば、日経平均も底堅さが見られそうだ。
昨日の日経平均は一時26313.41円まで下落し、10月4日に空けたマド下限(26223.84円)に接近してきた。マド埋めから調整一巡が意識される一方で、マドを埋めずにCPIショックでマドを空けて下落してしまうと、9月半ばの時のように、アイランドリバーサル形状を見せてくる可能性も警戒されやすく、底堅さが見られたとしてもリバウンド狙いの買いは入りづらいだろう。
そのため、物色として主力処は避けられ、インバウンドなどテーマ株などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりやすい。また、米政権はロシア産アルミニウムの完全禁輸を検討していると報じられており、アルミ関連などは思惑的な動きを見せてきそうだ。そのほか、直近IPO銘柄への物色も活発になりそうだが、足元では物色対象が絞られてきている動きも見られており、より強い銘柄に値幅取り狙いの資金が集中することになりそうだ。
■東宝、23/2上方修正 営業利益420←380億円
東宝<9602>は2023年2月期業績予想の修正を発表。売上高は2320億円から2400億円、営業利益を380億円から420億円に上方修正した。コンセンサス(504億円程度)には届かず。100万株(発行済み株式数の0.57%)を上限とする自社株買いを発表。新型コロナウイルス禍で減った客足が回復し、映画「シン・ウルトラマン」「トップガン マーヴェリック」など複数のヒット作品が利益を押し上げる。
■前場の注目材料
・1ドル=146.70-80円
・VIX指数は低下(33.57、-0.06)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・富士電機<6504>外食向け汎用品製品に再参入、コーヒーマシン市場開拓
・日立<6501>役員の半数を外国人・女性に、30年度めど、多様性で成長加速
・塩野義<4507>年内にコロナワクチン承認申請、データ解析に時間
・ホンダ<7267>米オハイオ州にEV電池工場、韓LGと合弁
・トヨタ<7203>EV専用車販売再開、戦略巻き返し
・愛知製鋼<5482>リードフレーム増産、9億円投資、岐阜工場に新ライン
・トヨタ<7203>ミャンマー工場稼働、クーデター・コロナ禍で遅れ
・日本特殊陶業<5334>スパークプラグ増産、40億円投じ鹿児島に新棟
・サンケン電気<6707>パワーモジュール来年量産、実装面積40%減
・FDK<6955>ニッケル水素電池の極板量産、大型蓄電池向け
・三菱製紙<3864>外販パルプ品種拡充、岩手で針葉樹系生産
・東洋紡<3101>タイで合弁工場開所式、エアバッグ用ナイロン原糸生産
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月国内企業物価指数(前年比予想:+8.9%、8月:+9.0%)
<海外>
・特になし <ST>
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