富フロンテックが後場急落、先行投資膨らみ９月中間期は営業利益３４％減

　富士通フロンテック<6945.T>が後場急落。午後１時頃に発表した第２四半期累計（４～９月）連結決算が、売上高４７３億５２００万円（前年同期比８．０％減）、営業利益１９億９００万円（同３４．４％減）、純利益は１３億２９００万円（同１１．２％減）と大幅減益だったことが嫌気されている。

　ＲＦＩＤや手のひら静脈認証などは引き続き好調に推移したものの、米国流通市場向けメカコンポーネントや国内営業店端末が大口展開の一巡などにより減少したことに加えて、新製品への先行投資で販管費が膨らんだことも響いた。

　なお、１８年３月期通期業績予想は、売上高１１００億円（前期比１．１％減）、営業利益５６億円（同２．５％減）、純利益３４億円（同７．５％減）の従来見通しを据え置いて

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）