3,211円
山一電機のニュース
■レーザーテク <6920> 21,550円 (+1,865円、+9.5%)
レーザーテック <6920> [東証P]がカイ気配スタートで4日続急伸、フシ目の2万円大台回復から一段の上値を指向する動きとなった。同社は半導体向けマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占しており、EUV関連を中心に高水準の需要獲得が続いている。前週末5日取引終了後に発表した22年6月期決算は営業利益が前の期比25%増の324億9200万円と大幅な伸びを達成、会社側の従来計画を大幅に上回った。また、23年6月期の営業利益は前期比29%増の420億円予想と更に伸び率が加速する見込みで、これを材料視する買いを呼び込んでいる。半導体メーカーによる最先端半導体やパワー半導体などへの積極的な設備投資需要が同社の収益を後押しする見通しだ。なお、好決算を背景に前期年間配当は82円から97円(前の期実績は75円)に増額、今期は129円と更に大幅な増配を計画している。
■アートSHD <3663> 872円 (+75円、+9.4%)
アートスパークホールディングス <3663> [東証S]が急反発。前週末5日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1-6月)連結決算が、売上高37億5300万円(前年同期比7.1%増)、営業利益9億6400万円(同23.3%増)、純利益6億8800万円(同20.2%減)となり、従来予想の営業利益7億3900万円を大きく上回って着地したことが好感された。イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」のサブスクリプション契約や海外利用ユーザーが増加した。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高77億2700万円(前期比12.1%増)、営業利益19億4200万円(同40.9%増)、純利益13億5200万円(同10.6%増)の従来見通しを据え置いている。同時に上限を160万株(発行済み株数の4.44%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。取得期間は8月8日から10月31日まで。資本効率の一層の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的という。
■旭ダイヤ <6140> 694円 (+56円、+8.8%)
旭ダイヤモンド工業 <6140> [東証P]が3日続急伸し、年初来高値を更新。前週末5日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高96億100万円(前年同期比10.2%増)、営業利益8億3800万円(同2.1倍)、純利益8億400万円(同2.0倍)と大幅増益となったことが好感された。半導体や通信関連での需要増加により電子・半導体向け関連工具が伸長したほか、工作機械や軸受向けの関連工具が好調に推移したことが全体を牽引した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高410億円(前期比10.3%増)、営業利益32億円(同13.8%増)、純利益25億円(同24.0%減)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を200万株(発行済み株数の3.60%)、または14億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月8日から9月30日までで、資本効率と株主への価値の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的としている。
■関西ペ <4613> 2,179円 (+167円、+8.3%)
関西ペイント <4613> [東証P]が続急伸。同社は8月5日大引け後に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比13.7%増の131億円に伸び、通期計画の360億円に対する進捗率は36.7%に達し、5年平均の26.4%も上回った。
■山一電機 <6941> 2,100円 (+158円、+8.1%)
山一電機 <6941> [東証P]が4日続急伸。同社は8月5日大引け後に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比98.8%増の36.5億円に拡大した。併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の43.5億円→68億円(前年同期は37.6億円)に56.3%上方修正し、増益率が15.7%増→80.8%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
■ASB機械 <6284> 3,950円 (+250円、+6.8%)
日精エー・エス・ビー機械 <6284> [東証P]が急伸。同社は8月5日大引け後に決算を発表。22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の連結経常利益は前年同期比13.4%減の69.1億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の55億円→79億円(前期は95.7億円)に43.6%上方修正し、減益率が42.6%減→17.5%減に縮小する見通しとなった。
■インテージH <4326> 1,571円 (+96円、+6.5%)
インテージホールディングス <4326> [東証P]が3日続急伸。同社は8月5日大引け後に決算を発表。22年6月期の連結経常利益は前の期比2.5%減の49.5億円になったが、23年6月期は前期比13.1%増の56億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。同時に、前期の年間配当を35円→38円(前の期は35円)に増額し、今期も前期比4円増の42円に増配する方針とした。同時に発表した「4.0%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の4.0%にあたる160万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月8日から23年2月28日まで。
■日清オイリオ <2602> 3,425円 (+200円、+6.2%)
日清オイリオグループ <2602> [東証P]が続急伸。同社はが8月5日大引け後に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比27.6%増の50.3億円に伸び、通期計画の133億円に対する進捗率は37.9%に達し、5年平均の29.9%も上回った。
■千葉銀 <8331> 748円 (+36円、+5.1%)
千葉銀行 <8331> [東証P]が5日ぶり急反発。同社は8月5日大引け後に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比11.6%増の239億円に伸び、4-9月期(上期)計画の465億円に対する進捗率は51.6%となり、5年平均の49.9%とほぼ同水準だった。同時に発表した「2.71%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の2.71%にあたる2000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月8日から11月28日まで。
■キヤノン <7751> 3,370円 (+149円、+4.6%)
キヤノン <7751> [東証P]が4日続伸。5日取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を1800万株(発行済み株数の1.7%)、または500億円としており、取得期間は8月8日から10月18日まで。資本効率の向上を図るとともに将来の株式交換など機動的な資本戦略に備えることを目的という。
■ヤマハ発 <7272> 2,688円 (+111円、+4.3%)
ヤマハ発動機 <7272> [東証P]が大幅反発。前週末5日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を2兆円から2兆2000億円(前期比21.4%増)へ、営業利益を1900億円から2000億円(同9.7%増)へ、純利益を1300億円から1450億円(同6.8%減)へ上方修正したことが好感された。半導体などの部品不足による供給問題や原材料価格高騰の影響はあるものの、上期において先進国での船外機販売や新興国での二輪車販売が堅調に推移するなど良好な事業環境が継続していることに加えて、為替相場が想定よりも円安傾向で推移していることが要因としている。同時に発表した第2四半期累計(1-6月)決算は、売上高1兆689億円(前年同期比16.2%増)、営業利益1024億1900万円(同6.2%減)、純利益829億7800万円(同10.8%減)だった。
■バンナムHD <7832> 10,020円 (+391円、+4.1%)
バンダイナムコホールディングス <7832> [東証P]が大幅反発。前週末5日の取引終了後、第2四半期累計(4-9月)連結業績予想について、売上高を4000億円から4300億円(前年同期比9.2%増)へ、営業利益を460億円から720億円(同16.6%増)へ、純利益を330億円から570億円(同44.2%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期においてデジタル、トイホビー、アミューズメントの各事業が好調に推移し増収となったことに加えて、利益率の高い家庭用ゲームのリピート販売などが好調だったことや、円安により外貨建取引に関わる為替差益が利益を押し上げたことが要因としている。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高8800億円(前期比1.0%減)、営業利益1000億円(同20.3%減)、純利益700億円(同24.5%減)の従来見通しを据え置いている。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高2162億4100万円(前年同期比21.5%増)、営業利益443億9300万円(同64.3%増)、純利益370億1900万円(同77.0%増)だった。デジタル事業で前期に発売したワールドワイド向けタイトル「ELDEN RING(エルデンリング)」などの既存タイトルのリピート販売が好調に推移したことや、国内外でアミューズメント施設が回復したことが貢献した。
■JINSHD <3046> 4,005円 (+120円、+3.1%)
ジンズホールディングス <3046> [東証P]が大幅高。前週末5日の取引終了後に発表した7月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比0.2%増となり、小幅ながら4ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年好評だったアウトドアメーカー「Snow Peak」とコラボレーションしたサングラス「JINS×Snow Peak」に新色を追加して7月21日に発売した新シリーズが売り上げを牽引した。ただ中旬以降、新型コロナウイルス感染者数の急増が客数に影響を及ぼした。なお、全店売上高は同5.2%増だった。
■コメ兵HD <2780> 2,671円 (+78円、+3.0%)
コメ兵ホールディングス <2780> [東証S]が5日ぶり大幅反発。8日午後2時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を780億円から825億円(前期比16.0%増)へ、営業利益を37億8000万円から43億5000万円(同17.1%増)へ、純利益を24億5000万円から28億3000万円(同25.3%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各22円の年44円としていた配当予想を各25円の年50円としたことが好感された。テレビCMなどのプロモーションやイベント買い取り、買い取り専門店の新規出店などに取り組んだ結果、個人買い取りが好調に推移し、在庫を潤沢に確保することができたという。これにより、ECをハブとした小売り及び法人向けオークションなどによる法人向け販売ともに、計画を上回って推移したとしている。
■岩谷産 <8088> 5,580円 (+110円、+2.0%)
岩谷産業 <8088> が反発。同社は8日午後1時ごろ、23年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比13.8%増の89億1300万円となり、通期計画350億円に対する進捗率は25.5%となった。売上高は同40.1%増の2038億300万円で着地。民生用・工業用LPガスの販売が増加したほか、低環境負荷PET樹脂や二次電池材料などの環境商品が堅調だったことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
※8日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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