山一電機、今期経常を35％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も17円増額

　山一電機 <6941> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の61.6億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の57億円→77億円(前期は31.4億円)に35.1％上方修正し、増益率が81.4％増→2.4倍に拡大し、従来の24期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.3億円→39.3億円(前年同期は11億円)に2.0倍増額し、増益率が76.3％増→3.6倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の63円→80円(前期は37円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.4倍の24億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.0％→22.8％に急改善した。

株探ニュース