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日本セラミックのニュース
<動意株・17日>(大引け)=安江工務店、日本セラミック、ジオスターなど
安江工務店<1439.T>=一時ストップ高で上場来高値を更新。10日に東証ジャスダック市場と名証2部に新規上場したばかりの銘柄で、週末要因などもあって全般市場に手詰まり感が強まるなか、直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さに期待した買いが入っているようだ。同社は、愛知県を地盤に住宅リフォームや新築注文住宅の建設、不動産流通事業などを展開。10日の上場時には公開価格1250円に対して1300円で初値をつけたが、13日に上場来高値1739円をつけた後はさえない展開となっていた。ただ、14日に発表した17年12月期の単独業績予想は、売上高41億7500万円(前期比7.4%増)、営業利益3億3700万円(同9.4%増)と増収増益を見込んでおり、これに対して前日終値のPERは8倍台と割安感が強いことを注目する向きも強いようだ。
日本セラミック<6929.T>=逆行高し昨年来高値を更新。同社は赤外線センサーで世界でも抜群の実績とシェアを有しており、自動運転分野など車載向けで今後の収益機会が広がるとの見方が強い。市場では「同社は前週末に好決算と合わせて自社株買いを発表しており、週明け13日に人気化した。直近はゴールドマン・サックス証券が投資判断を『買い』に引き上げ、目標株価を2600円引き上げたことで、これが改めて材料視された。電子部品セクター全般は足もとの収益環境改善が指摘されており、同社株はその連想が働いている部分もある」(大手ネット証券アナリスト)としている。
ジオスター<5282.T>=4連騰で昨年来高値を更新。足もと軟化傾向にある東証1部市場を横目に東証2部市場の強さが目立つ。2部指数はきょうまで3日続伸、2月にはいってから前日比マイナスだった日はわずかに2営業日しかない。そのなか、同社株はその象徴として上昇基調を鮮明としている。建設用コンクリート2次製品メーカーで、新日鉄住金<5401.T>が同社の40%の株式を保有する筆頭株主で販売先となっている。トンネルの内壁材であるセグメントでトップシェアを持つが、東京外郭環状道路向けトンネル用で大型案件を受注、地下河川や共同溝向け土木製品も好調だ。17年3月期業績は2度にわたる増額を経て営業利益は前期比2.4倍の27億1000万円と高変化が見込まれている。
トレンドマイクロ<4704.T>=急騰。同社は16日取引終了後、17年12月期の連結業績予想を発表した。売上高は1473億円(前期比11.6%増)、営業利益は375億円(同9.1%増)と前期に続き増収増益を見込んでいる。特に営業利益は前期(10.9%増の343億6000万円)に続き2ケタ近い増益を見込むことでポジティブ視された。同社はウイルス対策ソフトで業界大手、企業を中心とした情報セキュリティーニーズの高まりを背景に高水準の需要を捉えている。特に昨今はサイバー攻撃による情報流出が深刻視されており、同社の活躍余地が広がっている。企業のクラウド活用が進展するなか、データセンターやネットワーク関連ソフトが同社の収益を押し上げている状況だ。
新日本電工<5563.T>=急伸し昨年来高値を更新。同社は16日、16年12月期の連結業績予想の修正を発表し、最終損益は10億円の赤字から1億円の赤字(前の期は141億8100万円の赤字)へ修正した。合金鉄市況の回復で当初10億円を予定していた追加の減損を行わないことから赤字幅が縮小する。17年12月期の業績は急回復する見込みだ。売上高660億円(前期推定比14%増)で、最終損益は35億円の黒字を予想している。主力のフェロマンガンの国際市況が昨年末にかけ上昇基調にあり、今期も緩やかな値上がりが続く見通しだ。合金鉄事業の徳島工場における新規取得固定資産は、今後の収益好転が見込めることから今期の減損計上は見送る。これに伴い、3期連続の最終赤字は回避される見通しだ。
シンプロメンテ<6086.T>=ストップ高で昨年来高値を更新。同社は16日の取引終了後、乃村工芸社<9716.T>と資本・業務提携を行うことで合意したと発表しており、今後の事業展開や業容拡大への期待感から買われているようだ。今回の合意は、店舗内装などディスプレー業界大手である乃村工芸と店舗メンテナンス業界大手のシンプロメンテが協業し、主にチェーン展開型店舗を持つ企業へのより一層のサービスを提供することが狙い。今後は、乃村工芸100%子会社で店舗設備・機器のメンテナンスを手掛けるテスコをシンプロメンテが株式交換で子会社化するほか、合弁会社の設立や国内外における協業などについて、4月13日の最終契約をメドに協議するとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
日本セラミック<6929.T>=逆行高し昨年来高値を更新。同社は赤外線センサーで世界でも抜群の実績とシェアを有しており、自動運転分野など車載向けで今後の収益機会が広がるとの見方が強い。市場では「同社は前週末に好決算と合わせて自社株買いを発表しており、週明け13日に人気化した。直近はゴールドマン・サックス証券が投資判断を『買い』に引き上げ、目標株価を2600円引き上げたことで、これが改めて材料視された。電子部品セクター全般は足もとの収益環境改善が指摘されており、同社株はその連想が働いている部分もある」(大手ネット証券アナリスト)としている。
ジオスター<5282.T>=4連騰で昨年来高値を更新。足もと軟化傾向にある東証1部市場を横目に東証2部市場の強さが目立つ。2部指数はきょうまで3日続伸、2月にはいってから前日比マイナスだった日はわずかに2営業日しかない。そのなか、同社株はその象徴として上昇基調を鮮明としている。建設用コンクリート2次製品メーカーで、新日鉄住金<5401.T>が同社の40%の株式を保有する筆頭株主で販売先となっている。トンネルの内壁材であるセグメントでトップシェアを持つが、東京外郭環状道路向けトンネル用で大型案件を受注、地下河川や共同溝向け土木製品も好調だ。17年3月期業績は2度にわたる増額を経て営業利益は前期比2.4倍の27億1000万円と高変化が見込まれている。
トレンドマイクロ<4704.T>=急騰。同社は16日取引終了後、17年12月期の連結業績予想を発表した。売上高は1473億円(前期比11.6%増)、営業利益は375億円(同9.1%増)と前期に続き増収増益を見込んでいる。特に営業利益は前期(10.9%増の343億6000万円)に続き2ケタ近い増益を見込むことでポジティブ視された。同社はウイルス対策ソフトで業界大手、企業を中心とした情報セキュリティーニーズの高まりを背景に高水準の需要を捉えている。特に昨今はサイバー攻撃による情報流出が深刻視されており、同社の活躍余地が広がっている。企業のクラウド活用が進展するなか、データセンターやネットワーク関連ソフトが同社の収益を押し上げている状況だ。
新日本電工<5563.T>=急伸し昨年来高値を更新。同社は16日、16年12月期の連結業績予想の修正を発表し、最終損益は10億円の赤字から1億円の赤字(前の期は141億8100万円の赤字)へ修正した。合金鉄市況の回復で当初10億円を予定していた追加の減損を行わないことから赤字幅が縮小する。17年12月期の業績は急回復する見込みだ。売上高660億円(前期推定比14%増)で、最終損益は35億円の黒字を予想している。主力のフェロマンガンの国際市況が昨年末にかけ上昇基調にあり、今期も緩やかな値上がりが続く見通しだ。合金鉄事業の徳島工場における新規取得固定資産は、今後の収益好転が見込めることから今期の減損計上は見送る。これに伴い、3期連続の最終赤字は回避される見通しだ。
シンプロメンテ<6086.T>=ストップ高で昨年来高値を更新。同社は16日の取引終了後、乃村工芸社<9716.T>と資本・業務提携を行うことで合意したと発表しており、今後の事業展開や業容拡大への期待感から買われているようだ。今回の合意は、店舗内装などディスプレー業界大手である乃村工芸と店舗メンテナンス業界大手のシンプロメンテが協業し、主にチェーン展開型店舗を持つ企業へのより一層のサービスを提供することが狙い。今後は、乃村工芸100%子会社で店舗設備・機器のメンテナンスを手掛けるテスコをシンプロメンテが株式交換で子会社化するほか、合弁会社の設立や国内外における協業などについて、4月13日の最終契約をメドに協議するとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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