岩崎電、前期経常を42％上方修正

　岩崎電気 <6924> が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→17億円(前の期は2.2億円)に41.7％上方修正し、増益率が5.3倍→7.5倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.1億円→21.1億円(前年同期は14.7億円)に31.0％増額し、増益率が8.9％増→42.7％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2019年３月期通期業績について、連結売上高は、照明事業では主に北米での売上、および国内での第４四半期における売上が伸び悩み、また、光・環境事業ではFPD関連における売上が計画まで届かなかったことなどの要因で、前回予想から減少となる見込みとなりました。　一方、利益面においては、照明事業ではコストを抑えたLED器具の市場投入が進んだこと、光・環境事業では高利益案件の納入があったことなどにより、連結営業利益は前回予想を上回る見込みとなりました。また、連結経常利益は為替差益の影響、持分法による投資利益の増加があり、前回予想を上回る見込みとなりました。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は 今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。