センサー革命で関連銘柄に物色意欲、出遅れ修正の上値余地に期待
業種:電気機器
時価総額:609億円
PER:29.18倍
PBR: 1.83倍
屋内外の防犯、自動ドア用センサーや工場向けなど、産業用センサーを展開しており、業界でトップクラス。世界初の遠赤外線利用の自動ドア用センサーを開発したことでも有名。監視カメラの世界市場規模はCAGR15%程度で右肩上がりに拡大を続けており、北米地域におけるシェア拡大を狙う。
ファンダメンタルは8/5発表の中間決算で業績面における不安を感じさせたが、目先の悪材料出尽くし感と80万株規模の自社株買い好感で株価は反発。前期好調だったファクトリーオートメーション(FA)事業およびMVL事業が米中貿易摩擦の影響を受けて低調となり、主力事業以外の成長分野における業績がまだ安定していないことが浮き彫りに。続く11月の第3Q決算では業績下方修正に至ったが、ほぼ織り込み済みの内容で今後は上記の落ち込みから回復の傾向はより鮮明となってくるだろう。
株価は上記の決算後で25日移動平均線を下回ることとなったが、業績面における不安は徐々に解消に向かうものとみる。一方で上値の重たさが感じられる需給面は空売りが増えて信用倍率が低下してきており、売り方の必死さが窺える。ただ、今後はデータセンター向けの需要増からも着実に5G、IoT時代の到来が近づいていることが読み取れ、そこに不可欠とされるビッグデータに関わってくる『センサー革命』が株価上昇の引き金を引くことになろう。
時価総額:609億円
PER:29.18倍
PBR: 1.83倍
屋内外の防犯、自動ドア用センサーや工場向けなど、産業用センサーを展開しており、業界でトップクラス。世界初の遠赤外線利用の自動ドア用センサーを開発したことでも有名。監視カメラの世界市場規模はCAGR15%程度で右肩上がりに拡大を続けており、北米地域におけるシェア拡大を狙う。
ファンダメンタルは8/5発表の中間決算で業績面における不安を感じさせたが、目先の悪材料出尽くし感と80万株規模の自社株買い好感で株価は反発。前期好調だったファクトリーオートメーション(FA)事業およびMVL事業が米中貿易摩擦の影響を受けて低調となり、主力事業以外の成長分野における業績がまだ安定していないことが浮き彫りに。続く11月の第3Q決算では業績下方修正に至ったが、ほぼ織り込み済みの内容で今後は上記の落ち込みから回復の傾向はより鮮明となってくるだろう。
株価は上記の決算後で25日移動平均線を下回ることとなったが、業績面における不安は徐々に解消に向かうものとみる。一方で上値の重たさが感じられる需給面は空売りが増えて信用倍率が低下してきており、売り方の必死さが窺える。ただ、今後はデータセンター向けの需要増からも着実に5G、IoT時代の到来が近づいていることが読み取れ、そこに不可欠とされるビッグデータに関わってくる『センサー革命』が株価上昇の引き金を引くことになろう。