オプテックス続急伸、１７年１２月期業績・配当予想を上方修正

　オプテックスグループ<6914.T>が続急伸し上場来高値を更新している。２０日の取引終了後、１７年１２月期の連結業績予想について、売上高を３５６億円から３６３億円（前期比１７．０％増）へ、営業利益を３７億円から４２億円（同３９．３％増）へ、純利益を２５億円から２８億円（同５４．８％増）へ上方修正したことが好感されている。

　上期にスマートフォン関連向けを中心にＦＡ事業およびＭＶＬ事業の国内販売が予想を上回ったことに加えて、高収益製品の販売が好調に推移したことが要因。このほか、想定為替レートを１ドル＝１００円から１１０円へ、１ポンド＝１３０円から１３５円へ、１ユーロ＝１１０円から１２０円に見直したことも織り込んだという。

　また、業績予想の修正に伴い、従来２０円を予定していた中間配当を５円増額して２５円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。年間配当は５０円（従来予想４５円）となり、前期実績４５円に対しては５円の増配となる予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）