日本光電、今期経常を13％下方修正

　日本光電 <6849> [東証Ｐ] が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比43.5％減の139億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の235億円→205億円(前期は345億円)に12.8％下方修正し、減益率が32.0％減→40.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の104億円→74.8億円(前年同期は165億円)に28.6％減額し、減益率が36.8％減→54.9％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比86.3％減の9.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.9％→8.3％に大幅低下した。

株探ニュース