ＴＯＡ、今期経常を2.5倍上方修正

　ＴＯＡ <6809> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比50.2％減の9.8億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の7.5億円→18.5億円(前期は35.7億円)に2.5倍上方修正し、減益率が79.0％減→48.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.9億円→17.9億円(前年同期は22.9億円)に2.6倍増額し、減益率が69.7％減→21.8％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比34.3％増の9.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.1％→8.6％に改善した。

株探ニュース