ＳＭＫ、今期経常を一転12％減益に下方修正、配当は10円増額

　ＳＭＫ <6798> [東証Ｐ] が1月27日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比26.1％増の28.5億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の37億円→30億円(前期は34.1億円)に18.9％下方修正し、一転して12.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3.5億円の黒字→3.4億円の赤字(前年同期は21.8億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の90円→100円(前期は70円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は4.8億円の赤字(前年同期は10.4億円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の2.3％→5.0％に改善した。

株探ニュース