名古屋電機、今期経常を一転14％減益に下方修正

　名古屋電機工業 <6797> [名証Ｍ] が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比62.0％減の2.3億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の27.6億円→21億円(前期は24.3億円)に23.9％下方修正し、一転して13.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の27.6億円→21億円(前年同期は19.2億円)に23.9％減額し、増益率が43.5％増→9.3％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の2.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.2％→6.8％に改善した。

株探ニュース