名古屋電機、上期経常を16％下方修正

　名古屋電機工業 <6797> [名証Ｍ] が10月17日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の6.1億円→5.1億円(前年同期は7.2億円)に16.1％下方修正し、減益率が16.2％減→29.7％減に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の27.4億円(前期は26.8億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　情報装置事業において、大型案件の工期延期や一部部材の供給遅れの影響により高速道路向けＬＥＤ式道路情報板等の生産が想定どおり進捗しなかったため、減収となりました。また、検査装置事業の事業譲渡により譲渡損失が発生しました。以上の理由により、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想を下回りました。なお、2023年３月期通期の連結業績予想につきましては、現時点において、今後の受注状況が業績に与える影響を慎重に見極める必要があることから前回発表予想から変更しておりませんが、修正が必要な事象が生じた際には速やかに開示いたします。