ロランドＤＧ、今期経常を16％上方修正、配当も40円増額

　ローランド　ディー．ジー． <6789> が12月23日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の55億円→64億円(前期は4.2億円)に16.4％上方修正し、増益率が13倍→15倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.4億円→33.4億円(前年同期は16.4億円)に36.9％増額し、増益率が48.8％増→2.0倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→100円(前期は10円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　コロナ禍での各種規制の解除により経済活動の正常化が加速するなか、当社の事業分野でも設備投資需要が高い水準で推移しており、売上高は前回予想を上回る見込みです。利益面では、増収効果に加えて引き続き経費抑制に努めたことで、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みです。

　　当社は、連結利益に対する配当性向30％もしくは株主資本配当率（DOE）2％以上のいずれか高い金額を基準に今後の事業展開を総合的に勘案の上、配当を決定することを基本方針としております。　上記の方針及び2021年12月期の業績予想の修正を踏まえ、2021年12月期における期末配当予想を1株当たり20円から60円に修正いたします。これにより年間配当金は１株当たり100円となり、配当性向は31.7％となる予定です。