アルチザネットワークスがこの日の取引終了後、２０年７月期の連結業績予想を発表しており、売上高３０億円（前期比１４．０％増）、営業利益２億５０００万円（同３．４倍）、純利益１億５０００万円（同２７．５％増）を見込む。また、期末に３期ぶりの復配となる３円の配当を予想している。

　主力のモバイルネットワークソリューション事業で、５Ｇ向けの製品やテストソリューションを中心にＬＴＥＡｄｖａｎｃｅｄＰｒｏに対応する製品の販売が売り上げ増に寄与する見通し。また、５Ｇ向け製品の海外向け販売を開始することも貢献する。引き続き５Ｇの研究開発投資を継続するものの、売り上げ増などで吸収する。

　なお、１９年７月期決算は、売上高２６億３０００万円（前の期比１２．６％増）、営業利益７４００万円（前の期６億７２００万円の赤字）、純利益１億１７００万円（同８億５６００万円の赤字）だった。