ＴＤＫはＨＤＤ用磁気ヘッド好調で、１１年３月期も大幅増益に

　ＴＤＫは３０日引け後、１０年３月期の連結決算と１１年３月期の見通しを発表。１０年３月期はＨＤＤ（ハードディスク駆動装置）用磁気ヘッドの需要が盛り上がり、売上高８０８８億５８００万円（前期比１１．２％増）、営業損益２５７億７４００万円の黒字（前期は５４３億５００万円の赤字）、最終損益１３５億２０００万円の黒字（同６３１億６０００万円の赤字）となった。

　１１年３月期も引き続きＨＤＤ用磁気ヘッドの続伸が見込まれるほか、コンデンサーなどの電子部品も復調が予想され、売上、利益とも続伸の見通し。通期で売上高８８００億円（前期比８．８％増）、営業利益６２０億円（同２．４１倍）、純利益４５０億円（同３．３２倍）の見通しだ。

　３０日の終値は６０円高の６０７０円。（高野龍一）



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

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