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任天堂が1万円突破、半導体・AIからゲーム関連株への物色シフトの動きも◇
任天堂<7974.T>の株価が1万円を突破し、株式分割を考慮した水準で上場来高値を更新した。同社を巡っては1月16日に「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)」を2025年に発売すると発表。その後は好材料出尽くしと受け止めた売りで調整色を強めたが、25日移動平均線割れの水準では押し目意欲が示され、株価は再び上値指向をみせた。中国企業の生成AI「ディープシーク」の登場に伴い、内外の株式市場で半導体株やAI関連株が急落するなか、成長が期待されるゲーム関連株に物色対象をシフトしようとする動きがみられている。任天堂はキャッシュリッチ企業としても知られ、ハイテク株の更なる調整リスクが警戒されるなかで選好された部分もあるようだ。この日はソニーグループ<6758.T>やスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>、バンダイナムコホールディングス<7832.T>なども上昇している。(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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