富士通ゼ、今期経常を一転54％減益に下方修正

　富士通ゼネラル <6755> [東証Ｐ] が1月25日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.6％増の47.9億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の190億円→80億円(前期は174億円)に57.9％下方修正し、一転して54.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の115億円→5.7億円(前年同期は96.2億円)に95.1％減額し、一転して94.1％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は26.3億円の赤字(前年同期は32.6億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業損益率は前年同期の1.6％→-2.9％に大幅悪化した。

株探ニュース