ＯＫＩ、前期最終を2.1倍上方修正

　沖電気工業 <6703> [東証Ｐ] が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の120億円の黒字→256億円の黒字(前の期は28億円の赤字)に2.1倍上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の117億円→253億円(前年同期は28.5億円)に2.2倍増額し、増益率が4.1倍→8.9倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2024年３月期の業績見通しにつきまして、売上高は各事業の業績動向を織り込んだ結果、若干前回予想を下回る見込みです。営業利益はプロダクトミックスの影響や費用の減少により、前回予想を上回る見込みであり、経常利益は為替影響の良化等により更に上回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は法人税等調整額（益）の計上により、前回予想を上回る見込みです。なお、配当予想につきましては、2023年５月10日公表の内容から変更はありません。