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*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~海外勢による売り圧力が強まる可能性~
28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■海外勢による売り圧力が強まる可能性
■日立建機、25/3下方修正 営業利益 1510億円←1650億円
■前場の注目材料:川崎重、パラオの電力安定化、事業モデル確立、島しょ国展開
■海外勢による売り圧力が強まる可能性
28日の日本株市場は、波乱の相場展開が警戒されそうだ。25日の米国市場はNYダウが259ドル安、ナスダックは103ポイント高だった。10月の米ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回り、ソフトランディング期待から買われる場面もみられた。ただし、米長期金利の上昇が重荷となり、NYダウは下落に転じた。一方でナスダック指数はハイテク企業の決算期待から大型テック株などの一角が買われたことが安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の38095円。円相場は1ドル153円00銭台で推移している。
日経平均株価は衆議院選挙で与党が過半数を割り込んだことで、売り先行の展開になろう。先週は週初に39100円を回復する場面もみられたが、その後は政治リスクへの織り込みが強まり、一時37700円水準まで売られていた。与党の過半数割れの可能性から織り込みが進んでいたこともあり、ある程度は織り込まれている。ただし、今後の政治運営リスクが警戒されるなか、改めて海外勢による売り圧力が強まる可能性が警戒される。
売り一巡後に下げ止まりをみせてくるようだと、アク抜け感が強まる展開も想定されるが、来週には米大統領選を控えていることから、アク抜け期待の買いは限られやすいだろう。米大統領選については、トランプ前大統領の勝利を狙ったポジションが一部で積み上がっているとの見方もあり、米国ではギリギリまで不安定な値動きが続くことが見込まれる。
また、決算発表が本格化するため、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。特に今週は米国で大型テック株や半導体株の決算発表が予定されている。ハイテク企業の予想を上回る決算発表が相次ぐようだと指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだが、積極的な上値追いの動きは限られる可能性がある。
まずは衆院選での与党過半数割れを嫌気した下げ止まりを見極めることになろう。物色はインデックスに絡んだ売りの影響を避ける狙いから、中小型のIT関連などに個人主体の資金が向かいそうだ。また、決算を手掛かりにとした個別対応になるだろう。なお、週末に決算を発表したところでは、中外薬<4519>、綿半HD<3199>、井村屋G<2209>、早稲アカ<4718>、アマノ<6436>、テクノスマート<6246>、大末建<1814>、福井銀<8362>、大垣銀<8361>などが注目される。
■日立建機、25/3下方修正 営業利益 1510億円←1650億円
日立建機<6305>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆3700億円から1兆3500億円、営業利益を1650億円から1510億円に下方修正した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが想定より遅いペースとなったことで、油圧ショベルの需要の回復が後ずれする影響を織り込んだ。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(18518.61、+103.12)
・1ドル=152.80-90円
・シカゴ日経先物は上昇(38095、大阪比+85)
・SOX指数は上昇(5212.83、+55.22)
・米原油先物は上昇(71.78、+1.59)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・川崎重<7012>パラオの電力安定化、事業モデル確立、島しょ国展開
・TOPPAN<7911>スウェーデン社買収、セキュア強化
・トヨタ自<7203>ダイハツ、生産停止期間を短縮、受注機会損失を抑制
・三井物産<8031>マクドナルド向け配送買収、日台3社ノウハウ融合
・伊藤忠<8001>米健康食品に出資、アジア新興国需要照準
・ブロードリーフ<3673>社長・大山堅司氏、車アフター市場のDX支援
・トヨタ自<7203>資源循環推進で社団法人設立、グループ10社連携
・セイノーHD<9076>島根でドローン物流実証、エアロネクストと共同
・三菱重<7011>三菱重工マリンマシナリ、中国社に過給器ライセンス供与
・富士通<6702>AIで5G網の品質向上、モバイル向け世界展開
・楽天G<4755>楽天モバイル、携帯大手が “楽天包囲網”、相次ぎ30ギガプラン投入
・野村総合研究所<4307>オンライン商談に生成AI、法令違反・手順確認
・富士電機<6504>停泊船に陸から給電、コンテナ型装置
・大成建設<1801>TechShareと、ロボ効率活用システム、異なる仕様に自動給電
・関西電力<9503>兵庫・赤穂市と連携協定、火力廃止し脱炭素推進
・大林組<1802>建材の循環利用推進、再使用効果を可視化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■海外勢による売り圧力が強まる可能性
■日立建機、25/3下方修正 営業利益 1510億円←1650億円
■前場の注目材料:川崎重、パラオの電力安定化、事業モデル確立、島しょ国展開
■海外勢による売り圧力が強まる可能性
28日の日本株市場は、波乱の相場展開が警戒されそうだ。25日の米国市場はNYダウが259ドル安、ナスダックは103ポイント高だった。10月の米ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回り、ソフトランディング期待から買われる場面もみられた。ただし、米長期金利の上昇が重荷となり、NYダウは下落に転じた。一方でナスダック指数はハイテク企業の決算期待から大型テック株などの一角が買われたことが安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の38095円。円相場は1ドル153円00銭台で推移している。
日経平均株価は衆議院選挙で与党が過半数を割り込んだことで、売り先行の展開になろう。先週は週初に39100円を回復する場面もみられたが、その後は政治リスクへの織り込みが強まり、一時37700円水準まで売られていた。与党の過半数割れの可能性から織り込みが進んでいたこともあり、ある程度は織り込まれている。ただし、今後の政治運営リスクが警戒されるなか、改めて海外勢による売り圧力が強まる可能性が警戒される。
売り一巡後に下げ止まりをみせてくるようだと、アク抜け感が強まる展開も想定されるが、来週には米大統領選を控えていることから、アク抜け期待の買いは限られやすいだろう。米大統領選については、トランプ前大統領の勝利を狙ったポジションが一部で積み上がっているとの見方もあり、米国ではギリギリまで不安定な値動きが続くことが見込まれる。
また、決算発表が本格化するため、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。特に今週は米国で大型テック株や半導体株の決算発表が予定されている。ハイテク企業の予想を上回る決算発表が相次ぐようだと指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだが、積極的な上値追いの動きは限られる可能性がある。
まずは衆院選での与党過半数割れを嫌気した下げ止まりを見極めることになろう。物色はインデックスに絡んだ売りの影響を避ける狙いから、中小型のIT関連などに個人主体の資金が向かいそうだ。また、決算を手掛かりにとした個別対応になるだろう。なお、週末に決算を発表したところでは、中外薬<4519>、綿半HD<3199>、井村屋G<2209>、早稲アカ<4718>、アマノ<6436>、テクノスマート<6246>、大末建<1814>、福井銀<8362>、大垣銀<8361>などが注目される。
■日立建機、25/3下方修正 営業利益 1510億円←1650億円
日立建機<6305>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆3700億円から1兆3500億円、営業利益を1650億円から1510億円に下方修正した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが想定より遅いペースとなったことで、油圧ショベルの需要の回復が後ずれする影響を織り込んだ。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(18518.61、+103.12)
・1ドル=152.80-90円
・シカゴ日経先物は上昇(38095、大阪比+85)
・SOX指数は上昇(5212.83、+55.22)
・米原油先物は上昇(71.78、+1.59)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・川崎重<7012>パラオの電力安定化、事業モデル確立、島しょ国展開
・TOPPAN<7911>スウェーデン社買収、セキュア強化
・トヨタ自<7203>ダイハツ、生産停止期間を短縮、受注機会損失を抑制
・三井物産<8031>マクドナルド向け配送買収、日台3社ノウハウ融合
・伊藤忠<8001>米健康食品に出資、アジア新興国需要照準
・ブロードリーフ<3673>社長・大山堅司氏、車アフター市場のDX支援
・トヨタ自<7203>資源循環推進で社団法人設立、グループ10社連携
・セイノーHD<9076>島根でドローン物流実証、エアロネクストと共同
・三菱重<7011>三菱重工マリンマシナリ、中国社に過給器ライセンス供与
・富士通<6702>AIで5G網の品質向上、モバイル向け世界展開
・楽天G<4755>楽天モバイル、携帯大手が “楽天包囲網”、相次ぎ30ギガプラン投入
・野村総合研究所<4307>オンライン商談に生成AI、法令違反・手順確認
・富士電機<6504>停泊船に陸から給電、コンテナ型装置
・大成建設<1801>TechShareと、ロボ効率活用システム、異なる仕様に自動給電
・関西電力<9503>兵庫・赤穂市と連携協定、火力廃止し脱炭素推進
・大林組<1802>建材の循環利用推進、再使用効果を可視化
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